
マネジメントには基本的な仕事が五つある。第一に、目標を設定する。第二に、組織する。第三に、チームをつくる。そのために動機づけ、コミュニケーションをはかる。第四に、評価する。第五に、自らを含めて人材を育成する。
ピーター・ドラッカー『マネジメント』
マネジメントサイクルの間違いをただす
PDCAはモノづくりの生産性を目的にウォルター・シューハート氏、エドワーズ・デミング氏が提唱した品質管理の方法です。その後、エドワーズ・デミング氏はCheckをStudyに置き換え"PDSA"と改正しました。
ちから仕事は、十人よりも百人の方がいいに決まっています。しかし、考える仕事となると話は別です。人間の思考は一定の生産性を維持する機械と異なります。考えがぶつかることもあります。ゆえに、一つの企画を立案するといった場合、十人で考えるより百人で考える方がいいとはに言えません。
PDCAは、モノづくりの品質を管理するのに適したもので、目標の管理、部下の管理などには適さないばかりが害さえを及ぼします。言うまでもなく事務仕事の方々は、PDCAはやってはいけません。ドラッカー教授は、"マネジメントする人に共通する5つの仕事"を明らかにされました。ぜひその5つに取り組んでください。
上層部5つの仕事
- 事業の目的と社会に対するミッションを定義する。
- 満足させるべき相手はどのような人かを明らかにする。
- 満足させるべき相手が満たしたいことを明らかにする。
- ミッションの貢献度合いを何で測るのかを決める。
- ミッションを実現するために必要な目標を設定する
マネジメントする人に共通する5つの仕事
- 目標を設定する。到着地点を決める。そのために行うべきことを決める。
- 組織する。仕事を分類する。分類した仕事を活動に分割し、作業に分割する。
- チームをつくる。そのために動機づけを行ない、コミュニケーションをはかる。
- 評価する。評価測定の尺度ほど、一人ひとりの成果にとって重要な要因はない。
- 自らを含めて人材を育成する。

