
知識労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは、「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」である。仕事を定義しなおすことである。とくに、行う必要のない仕事をやめることである。
ピーター・ドラッカー『明日を支配するもの』
知識労働の生産性を高める
新種の課題
1945年以降、日本はわずか35年で経済大国となりました。「つくれば売れる時代」は瞬間に去り、いまわたしたちは、新しい種類の課題と直面しています。社会の変化は自然現象ではなく、わたしたち自身が生んでいるものです。ゆえに、いま直面しているその課題はわたしたち自身が生んだものです。その課題とは何かを理解することによって、「昨日とは異なる行うべきこと」が見えてきます。
次の社会
モノをつくることが、社会の主たる役割を担っていた時代は、まるで人間も生産ラインの部品でもありました。人間が生産ラインの一部となる比率が高かったと言ったがより正確な表現かもしれません。モノから価値へ社会の主たる役割が移行して久しく、わたしたちの仕事のやり方は根本的に変化しました。
成果が主役
「どうするか」から「何をするか」へ、「どれだけ多くをつくる」から「何を生み出すか」へ、「つくったものを売る」から「ほしいものをつくる」へ、「何を提供するか」から「得たい価値は何か」へ、「どれだけ良いか」から「どのような価値か」へ。いままでの考え方、働き方が通用しなくなったことは、すでに多くの人が知っている通りです。では、具体的に何をどうすればいいのかー。わたしたちが、見直さなくてはならない仕事の考え方と進め方について、5つのポイントを共有させて頂きました。
ポイント
- あげるべき成果は何か
- 何に集中すべきか
- 行う必要のない仕事を廃棄する
- 責任を組織の中心に置く
- 学ぶ組織と教える組織

