
自らの成長のために、最も優先すべきは、卓越性の追求である。そこから充実と自信が生まれる。能力は仕事の質を変えるだけでなく、人間そのものを変えるがゆえに重大な意味をもつ。
ピーター・ドラッカー『非営利組織の経営』
ドラッカー研修を行いました
どんなに方法を学んでも状況が変われば役に立たなくなることはたくさんあります。これからの社会に求められるのは、仕事の奥にある原理原則を知ることです。原理原則を知り、それを応用することさえできればどんなに状況が変転しても通用します。
17名の経営幹部の方々とともに学びあった研修の概要は次の通りです。単に新たな知識を聴講するだけの研修ではなく、「いまの自分は何者か」、「得たい成果は何か」、「いま職場で何が起っているのか」、「成果を阻害しているものは何か」、「部下の強みは何か」等、2日間にわたって、「現場」をテーマに進められました。
成果をあげる時間管理
成果をあげるには細切れの時間ではなく、まとまった時間が必要。成果の上がらない陳腐化した仕事をやめる。自分でなくてもいい仕事は他者に任せる。そのために、次の3つのことを行う。
- 時間を記録する。
- 時間を管理する。
- 時間をひとまとめにする。
何をもって貢献するか
努力に焦点をあわせずに貢献に焦点を合わせる。貢献に焦点を当てることによって、はじめて次の4つが機能し意味を持ちます。
- コミュニケーション
- チームワーク
- 自己開発
- 人材育成
強みを知る
「弱み」に焦点を置くことは無責任であり、組織の目的に反する。自分の強みを他者の強みを知り、「その人ができることは何か」だけで遂行する。そのために次の3つ視点で見る。
- 強みを合う職務を選択する。
- 凡人が非凡な成果をあげるようにする。
- 精度の高いものを要求する仕事にする。
ひとつの成果に集中する
成果をあげる秘訣は集中である。その際に判断基準は次の4つ。
- 過去ではなく未来を選ぶ。
- 問題ではなく機会に焦点を合わせる。
- 横並びではなく独自に方向を決める。
- 難で容易なものではなく、変革をもたらすものに照準を合わせる。
成果をあげる意思決定を行う
考えることによって成果をあげるのが経営者の仕事。重要なことは、それは権限ではなく責任によって行われるもの。
- 意思決定の必要性の有無を判断する。
- 意思決定によって得たい結果を明らかにする。
- 意思決定における判断基準を明確にする。
- 関係者の賛同を得る。
- 決定事項を理解してもらう。
- 結果を検証する。

