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本当に重要な問いは、稀にしか提起されない問いである。
ピーター・ドラッカー『創造する経営者』

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コラム

経営者が羅針盤とするものは、経営者自身の考えに他なりません。
ゆえに、経営者は「知識を得ること」より「智慧を形成していく」必要があります。
経営の現場で生まれた、「智慧の素材」を書き綴っています。


ドラッカーの講演 大学院にて「顧客の価値は何か」

ドラッカー

マーケティング分析における標準的な問いはすべて答えなければならない。しかし、本当に重要な問いは、稀にしか提起されない問いである。しかし、それらの問いこそ、われわれに予期せぬものを教えてくれるものである。
ピーター・ドラッカー『創造する経営者』

過去の分析はに役立つ万能薬とはなり得ない

社会は、私たち人間がつくりあげたものです。ドラッカー教授はそう教えてくれています。もちろん人間にはなんらかの思考パターンや行動パターンがあるのは事実です。しかし人間は、一定の規則性の中で生きているわけではありません。そこで必要不可欠になってくるものが、自分たちには見えないものに気づかせてくれる問いです。それは9つあります。

1.「非顧客」を考える
  • わが社の商品を利用しない人は誰か
  • 非顧客が顧客にならない理由は何か
2.「顧客のお金と時間の使い方」を考える
  • 顧客は何を買うのか
  • 顧客はお金と時間をどのように使っているのか
3.「顧客の価値」を考える
  • 非顧客は他社から何を購入しているのか
  • それらは顧客にとってどんな価値があるのか
4.「提供する価値」を考える
  • わが社が提供しているもので
  • 重要な満足を提供しているものは何か
5.「存在意義」を考える
  • どのような状況がわが社の商品・サービスをなしでも済むようにしてしまうか
6.「商品群」を考える
  • 顧客の考え方からして意味ある商品群は何か
  • 何が商品群をつくるか
7.「潜在的な競争相手」を考える
  • 競走相手になっていない者は誰か
  • それは、何故か
8.「潜在的な機会」を考える
  • わが社には見えていず、
  • 試みてもいない機会はどこにあるか
9.「顧客の現実」を考える
  • 顧客の現実であって
  • わが社に見えていないものは何か