
非営利組織はミッションのために存在する。それは社会を変え、人を変えることである。したがってリーダーが最初に行うべきことは、全員がミッションを目にし、耳にし、それとともに生きることができるようにすることである。
ピーター・ドラッカー『非営利組織の経営』
使命のための仕事をしている社会に
本日は、行政組織にて、「われわれの使命は何か」についての研修を行いました。使命とは何に命を使うかということです。使命は、満足させるべき人にお役に立つことができる何かです。けっして概念論ではなく、行動であり、戦いです。使命を考えるということは、何のための仕事なのかを問いただし、起こすべき行動を明らかにするということです。
民間の組織ですら内部志向になりがちです。それが公務となればなおさらです。それは、法律のもとにつくられた職務であるために組織自体を目的と考えやすいからです。組織内の都合を基準に考えてしまえば、未来に向けられたビジョンが創り出されることはなく、結果として、労力の方向性を見失ってしまいます。それでは、あがる成果もあがらなくなり、形骸化した職務となってしまいます。常に変化しゆく社会の中枢である行政組織が、形骸化していいはずがありません。
ドラッカー教授は、「全員がミッションを目にし、耳にし、それとともに生きることができるようにすることである」と言われています。働く一人ひとりが、使命のために仕事をしている状態をつくりあげることの必要性を教えてくれています。今日の研修は、追求すべき理想を描き出し、目標を明らかにして頂きました。そして、何をすべきかを掘り起し、とるべき行動を明らかにして頂きました。わたしの使命は、「一人ひとりが使命のために仕事をしている社会をつくること」です。「子供たちが職業に憧れるのではなく使命に憧れる社会にすること」です。
第1部
- わたしたちは何を実現しようとしているのか
- わたしたちの使命が達成されると何が起こるのか
- わたしたちの使命を実現するために仕事の改善を考える場をもつ
第2部
- わたしたちの使命にわたしたちが貢献できることは何か
- わたしたちの使命がわたしたちに与えてくれている課題は何か
- わたしたちの使命を如何にわたしたちの組織に浸透させるか

