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ドラッカーの名言

年商100億から300億企業の経営チームをつくりたい社長様へ


鮒谷周史さんの【平成進化論】3386号に掲載されました

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鮒谷周史さんのメールマガジン【平成進化論】より

昨日は、「基本と原則に反する者は例外なく破綻する」というタイトルで、【 ドラッカー5つの質問 】を通して、「事業継続の基本と原則」は、この5つの質問の中にあるのではないか、そんなお話をさせて頂きました。今日も続けます。昨日も書きましたが、先日、お世話になっているトップマネジメント株式会社の代表取締役、山下淳一郎さんと食事をご一緒する機会がありました。

「世のため、人のため」は、きれいごとか?

 

昨日は、「基本と原則に反する者は例外なく破綻する」というタイトルで、【 ドラッカー5つの質問 】を通して、「事業継続の基本と原則」は、(時流やノウハウといったところにではなく)この5つの質問の中にあるのではないか、そんなお話をさせて頂きました。今日も続けます。

昨日も書きましたが、先日、お世話になっているトップマネジメント株式会社の代表取締役、山下淳一郎さんと食事をご一緒する機会がありました。山下さんと話をしている中で何度も出てきたのが「事業とは幸せなお客さまを創り出すこと」という言葉でしたが、そもそも、「関わる人に対し、商品やサービスを通して価値提供することによって喜ばれ、感謝される(=幸せなお客さまの創造)」ことは事業として喜ばしいのはもちろんですが、それ以前に、「人として嬉しい」ものですね。自分の持っている能力や強みを提供することで人さまに喜んでもらえれば、「人としての高次の欲求」が満たされます。純粋に嬉しいし、楽しいし、そこから喜びや感動が生まれます。企業もまた同じ。だからこそ、「顧客のことを考えない、一見、美しく見える(あるいは、手っ取り早く儲かる)ビジネスモデル」などは論外で、「人さまを幸せにする営みがビジネスになっている」という形態が自然の摂理に従っているように思われます。

さらに、これを徹底していくと、事業を営む側にも大きな喜び、幸せがもたらされるのではないでしょうか。(ドラッカーマネジメントに取り組み始めてから私も幸せ度合いがどんどん増しています) 反対に、もし「幸せなお客さまを創造していないけれども、お金だけは儲かっている」という状況があったとすれば、やはりどこかで帳尻を合わせなければならないときがくるはずです。このように「人としての本性」から仕事について考えてみると、人と仕事は切っても切り離せない関係にあるがゆえに 「仕事をする意義」について深いレベルで問い直す必要が出てくることでしょう。たとえば、さまざまな形で仕事に携わる人の中には少なくない割合で、自身の仕事の意味とか意義を考えることなくただ身体を動かしているように感じる、という悩みを持っている方があるようです。

冒頭に挙げた例でいうと、そのような状況で仕事をしているのは「人としての高次の欲求」が満たされていない状態、ということになるかもしれません。それはとても悲しいことだから、「私たちはなんとしても、所を得た仕事をしましょうよ」とセミナー等でよくお話ししているわけなのです。ここでいう「所」 とは何かというと、「自分の価値観を大切にしつつ、強みや能力を発揮させ、その行為が自分と関わる他の人の喜び、幸せにつながっている」という満足感や納得感、達成感が感じられる場所のこと。そういう観点で仕事を捉え直すと、これまであまり考えたことがなかったけれども今の状況は「所を得ていない」と思われた方も少なくないのではないでしょうか。実のところ、仕事をしている人には「一日のうち何時から何時まで、身体を動かしてお給料をもらっている人」と、「仕事に意義や意味を見出し、働いている人」の2種類の人が存在します。後者の人でありたいと願う経営者、そして仕事に携わるあらゆる人は、自分の事業観、仕事観を確立するために定期的に「ドラッカー5つの質問」に立ち返ってみられてはいかがでしょう。そのためには、たとえばこの本

【今日のお勧め本
なぜ、あのガムの包み紙は大きいのか ドラッカーに学ぶお客様を幸せにする会社の作り方】   

は、よきナビゲーターを務めてくれるとおもいます。(決して著者さんの回し者ではありませんが 汗 「基本と原則」を教えてくれる良い本です)もちろん私も「ドラッカー5つの質問」に基づき、自らの事業を振り返っていますし、昨日も書いた通り、そのために合宿にも行くし、事務所にも「5つの質問」をコピーしたものを常時、目に触れるところに貼り付けています。(セミナーでも何度も話をしてきました)「ドラッカー」と聞いて難しい教えのようなものを想起される方もあるかもしれませんが、根っこのところではそんなに難しいことを言われているわけではありません。「人間が真に人間らしく生きるための問題提起」であるように思われます。

「世のため人のため」という言葉にきれい事とか建前を感じられる方もあるかもしれませんが、自分がいるからこそ関わる人に喜ばれる、感謝される、(=世のため、人のため)という場所に立つという、仕事を通じた社会への働きかけ、それこそがかけがえのない喜びであるのです。仕事とは人が人に対して行う営みですから、人と仕事を切り離すことはできません。であるならば、「人の喜ぶ仕事をしている」という自覚を持つ人こそが、まさに「所を得た人」となるでしょう。それなのに、その自然な営みを自然な営みとして行えている人が全てではない(むしろ少数派かも、とするならば)、何のための事業であり、何のための仕事であるか、という本質的な問いを自らに投げかけ、「錨(いかり)」を下ろし続けることが大切なのかもしれません。ここでいう「錨」とは、周囲の波(流行とか小手先のテクニックとか)に持っていかれそうになったとき、自らをあるべき場所に縛り付けておくために重要な役割を果たしてくれるもの。この「錨」をもっと大きく、もっと重たく、と思っていたちょうどそのときに、たまたま久しぶりに山下さんと再会し、さらには、そんな私のために(!?)本

【今日のお勧め本
なぜ、あのガムの包み紙は大きいのか ドラッカーに学ぶお客様を幸せにする会社の作り方】   

をお書き下さり(笑)、ちょっと興奮してドラッカーネタを2日続けて記させて頂いた次第です。ドラッカー上級者、中級者はもちろんですが、 初心者のあなたにこそ、読んで頂きたい本ですね。「知識・ノウハウどっぷり」の方からするとシンプルに感じられる方もあるかもしれません。 けれどもシンプルな問いのほうが本質的であるがゆえに、威力があるものです。今日も人生とビジネスを楽しみましょう!

鮒谷さん!、ありがとうございます!

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