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ドラッカーの名言

一枚岩の経営チームをつくりたい社長様へ


取締役としての仕事は何か?

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なされるべきことを考えることが成功の秘訣である。何をしたいかではないことに留意してほしい。これを考えないならば、いかに有能であろうと成果をあげることはできない。やるべきことは、無数にある。しかし、成果をあげるためには手を広げすぎてはならない。
ピーター・ドラッカー

会社の未来を創るために

 

取締役という役職についている方のほとんどが部門の責任者を兼任されています。取締役兼□□本部長という役職でありながら、取締役としての仕事は持たず、その実態は、□□本部長だけの仕事に専念し、取締役と言う役職は名誉職のようなものになっています。当時のホンダの取締役もそうでした。会社の将来を熟慮し、継続的成長を確実のものにしようと藤沢武夫さんは手を打っていかれました。経営者は自動的に育つものではなく育てるものだとして、経営者の育成を自分の責任と課したのでした。その方法はどのようなものだったのでしょうか。

藤沢さんはある日、すべての取締役から部門の責任者を解きました。そして、取締役全員に「取締役の仕事は何か?」ということについて、4か月間それ以外の仕事は何もさせずに、徹底的に考えさせたそうです。結果として、取締役の一人ひとりは「取締役として、なされるべきことは何か?について考えた」のです。「なされるべきこと」とは、「自分がやりたいこと」ではなく「社会がして欲しいと望んでいるもの」のことです。4ヶ月後には、取締役一人ひとりは、取締役としての自分達たちの仕事を見つけていきました。

こうして、本田宗一郎という非凡な開発者と藤沢武夫という非凡な経営者によって発展したホンダは、平凡な人間によってその後も発展する力を持つに至ったのです。まさに、将来を見据えた藤沢さんの打った手によって、ホンダの未来はその時に創られていました。ぜひ、今日の問題に追われるだけでなく、会社の未来を創るために手を打っていってくださいね。

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