
一流の仕事をするには、己を知らなければならない。自己の強みを知り、仕事の仕方を学び、価値観を悟る。自己を知ることで、為すべきことがわかり、為すべき貢献も明確になる。
ピーター・ドラッカー
え!?、売れないコンサルタントと売れてるコンサルタント
私は現在、東京を中心に、大阪、福岡、北九州、上海、サンフランシスコでお仕事をさせて頂いています。ありがたいことです。日々感謝感謝です。先日、新幹線で大阪に向かっている途中、興味深いお話を耳にしました。私の席の隣の席に座られていたお二人。そのお二人はおそらく私と同じコンサルタントだと思います。そのお二人が話されたいた内容が私にとってはともて興味深いものでした。話しのテーマは、「売れるコンサルタントと売れないコンサルタントの違い」、というものでした(笑)。
『売れてないコンサルタントは一瞬でわかる。売れてないコンサルタントは、すぐ、売れてそうなコンサルタントのマネをする。自分を見つめず他者をキョロキョロしている。「ランチェスター戦略」を看板に、ランチェスター戦略、ランチェスター法則を主張しているコンサルタントが、ある日突然ドラッカーの名言をWebサイトに掲載しはじめる。もしランチェスターという看板でうまくいっているのなら、ランチェスターという看板一本で突き進むはず。その看板を残しつつ、別のことを言い始めるのは、うまくいっていない何よりの証拠だ。これが、売れてないコンサルタントの典型的だ。』
私は、そんなお二人のお話を隣で聞いておりました。聞いていたというより、耳に飛び込んでくる声のボリュームだったので、つい聞き入ってしまったわけです(笑)。「売れてないコンサルタント」が一瞬でわかるのであれば、「売れてるコンサルタント」も一瞬でわかるのではないかと思いました。むしろ私は、「売れてるコンサルタント」はどんなコンサルタントなのか聞きたかったのですが、その話は聞けませんでした。ドラッカー教授は、「一流の仕事をするには、己を知らなければならない。自己の強みを知り、仕事の仕方を学び、価値観を悟る。自己を知ることで、為すべきことがわかり、為すべき貢献も明確になる。」と言われています。「売れてるコンサルタント」とはどんなコンサルタントなのでしょうね。東京から新大阪間の些細な出来事でした。