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ドラッカーの名言

東証一部上場企業様を中心に経営チームの支援をを行っています。


伸びてる企業2つのワケ

トップマネジメント株式会社0.jpg

企業が存在しうるのは、成長する経済のみである。
そして企業こそ、この成長と変化のための機関である。
企業は、より大きくなる必要はないが、
常によりよくならなければならない

ピーター・ドラッカー 

 

試みてもいない機会はどこにあるのか

 

いつもお読みいただきありがとうございます。
近年、業績が伸び悩んだものは、新車販売数、
百貨店のアパレル、携帯電話販売数です。

 

その一方で、伸びたものは、ハイブリッド車、
ユニクロのカジュアルウエア、スマホです。
業績が伸ばした企業の共通点は二つです。

 

一つは「顧客のニーズを掘り起こしたこと」。
もう一つは「新しい切り口で商品を展開したこと」です。
業界が低迷しているのに業績を伸ばした企業の一つが、
1988年に創業し「若者向けの低価格ファッションメガネ」
を提供しているJINSです。

 

メガネ市場は、1996年は6000億円、
2009年は4000億円と市場が縮小しています。
JINSは、市場が縮小する中、どのように考え事業を
展開していったのでしょうか?。
ドラッカー教授は、次のよう視点で考えることを
教えてくれています。

 

わが社の事業の一部と考えていないためにわが社には見えていず、
試みてもいない機会はどこにあるのか。
ピーター・ドラッカー

 

 

JINSはスポーツ愛好者とインターネット利用者に
大きな潜在市場があると捉えています。
つまり「わが社の事業は視力を矯正するだけのメガネではない。
試みてもいない機会はここある」と考えたのです。

 

具体的には、ゴルフ愛好者が1,033万人、
ランニング愛好者が2,550万人、サイクリング愛好者が990万人、
スポーツ愛好者のべ1億8,663万人、インターネット利用者9,091万人、
スポーツ愛好者とインターネット利用者の合計2億7,757万人が
多種のメガネを利用するようになれば市場規模は1兆3,878億5千万円。

 

結果として、市場は約1兆8,000億円と拡大します。
JINSは業界を変え、新しい市場を創りそうと取り組んでいます。
「わが社の事業の一部と考えていないためにわが社には見えていず、
試みてもいない機会はどこにあるのか?」
ぜひ御社内の会議で2つのことに取り組んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

  1. 顧客のニーズを掘り起こす
  2. 新しい切り口で商品を展開する

 

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