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ドラッカーの名言

東証一部上場企業様を中心に経営チームの支援をを行っています。


ITmedia エグゼクティブの連載 【第1回】

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対策は簡単である。トップのチームを前もって構築しておくことである。チームは一夜にしてならず、機能するには時間がかかる。相互信頼と相互理解が必要である。そのためには数年を要する。私の経験では3年はかかる。
ピーター・ドラッカー 

ドラッカーに学ぶ、成功する経営チームの作り方

 

急速に伸びた事業が低迷

はじめまして。山下淳一郎と申します。私は仕事上、経営者と話す機会が多くあり、先日、あるIT企業の社長からこんな話を聞いた。もちろんご本人に了解を得て可能な範囲でお伝えするが要約すると次の通りだ。「急速に伸びた事業が今はすっかり低迷している。サービスに新たな工夫を加えたが、思う様に事業が軌道に乗っていかない。組織の拡大に伴って自分のメッセージは社員になかなか届きにくくなった。そればかりか社内の意思疎通は混乱し、決めたことが実行されなくなった。社内調整に追われる日々が続いた。かつて意欲の高かった社員の士気は衰え、退職者も増えた。上昇気流に乗ったあの時の熱気は今となっては会社に見る影もない。」

その社長は、まだまだやるべきことはある。次はどんな手を打つべきかと、鋭いセンサーを研ぎ澄ませながら、今日も奮闘している。優れた社長が全力で仕事にあたっても、なぜこのような苦境に遭遇してしまうのか?

これが、事業が成長しない原因

ドラッカーはこう言っている。「まさに確立した事業として成功し成人したかに思われたそのとき、理解できない苦境に立つ。製品は一流、見通しも明るい。しかし事業は成長しない。収益や財務体質などの面で成果があがらない。原因は常に同じである。チームとしてのトップマネジメントの欠落である。企業の成長がトップ1人でマネジメントできる限界を超えた結果である。いまやトップのチームが必要である。実際にはそのときすでに適切なチームがなければ手遅れである。生き延びることで精いっぱいになる。たとえ生き延びたとしても、不治の機能不全に陥るか少なくとも数年は出血が止まらない。士気は衰え、従業員は幻滅し、熱気は失われる。」

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