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ドラッカーの名言

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ダメ出しされても負けないこと

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第一に問うべきは、機会は何か、ニーズは何かである。
第二に問うべきは、それはわれわれ向きの機会かである。
われわれならばよい仕事が出来るかである。われわれは卓越しているか、
われわれの強みに合っているかである。
第三に問うべきは、心底価値を信じているかである。
このことは物についてもサービスについてもいえる。

ピーター・ドラッカー 

 

情報の共有より認識の共有

 

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・権限と責任が曖昧で、どこまで自発的に行動をしていいかわからない…。
・新しいやり方を提案しても、他の部署から強く反対されて進まない…。
・新しい事業のアイデアを提案しても、決まってダメ出しをされて終わる…。

 

・新しい事業が決まっても、中間層がまったく動かないから何も進まない…。
・新規事業のアイデアを提案しても、上で塩漬けになったまま放置される…。
・新規事業を申請しても、忘れた頃に上から的外れな質問が来て終わる…。

 

・顧客の声を反映しようとしても、上の方針が定まらないから動けない…。
・上司が過去の成功にしがみついて、新しいやり方を受け入れてくれない…。
・下は改善したくても上の古い体質が強く、何も改善することができない…。

 

これは、現場の方々、中間層の方々から実際に聞いた言葉です。
業務上のやり取り、情報の共有にインターネットを利用することは
日常のものとなりました。

 

情報共有が便利になったとはいえ、認識の共有が便利になったわけではありません。
むしろ、社内で飛び交う情報の速さに、働く側が追い付いていけず、
部署間や上司と部下に、認識の祖語が以前にもまして増えています。

 

新規事業をどうするか、仕事の改善をどう進めるか、
といった事については、情報の共有ではなく、
徹底した話し合いが必要です。

 

電話やメールで書類を添付していかがですか、
電話やメールで書類を添付して了解、というわけにはいきません。
では、何をどのように話し合えばいいのでしょうか。
ドラッカーは次のように言っています。

 

第一に問うべきは、機会は何か、ニーズは何かである。
第二に問うべきは、それはわれわれ向きの機会かである。
われわれならばよい仕事が出来るかである。われわれは卓越しているか、
われわれの強みに合っているかである。
第三に問うべきは、心底価値を信じているかである。
このことは物についてもサービスについてもいえる。
ピーター・ドラッカー

 

 

事業はもちろん儲かればよしというものでありません。
これらの問いにすべてイエスであれば、上は、ダメ出ししないでください。
そして、ダメ出しされても負けないでください。

 

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