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ドラッカーの名言

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経営理念を決める最も重要な視点

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事業の目的とミッションに取り組むうえで、
答えるべき最後の問いは、「顧客にとっての価値は何か」である。
これが最も重要な問いである。しかし、最も問うことのない問いである。
ピーター・ドラッカー 

ミッションを決める最後の問い

 

共通の目的

会社は、人が集まって事業を行う存在です。
事業は、いろいろな強み、いろいろな個性をもった人がいて、
いろいろな役割、いろいろな仕事があって成り立っています。
異なる仕事を担う、異なる人がたくさんが
協力して仕事をするためには共通の目的が絶対に必要です。
その共通の目的のことを「経営理念」と呼んでいます。

 

それは誰に向けられたものか

経営理念とは、「社会に対する根本的な考えを言い表したもの」です。
どんな考えで事業をやっていくのか、ということを明らかにしたものです。
もちろん、「どんな考えで事業をやっていくのか」という想いだけで、
経営理念は成り立つわけではありません。事業とは誰かに向けられたものであり、
その人が望んでいるものを提供してはじめて事業が成り立つからです。

 

飾り物になってしまう

経営理念は、わが社が対象とするお客様はどういう人なのか、
わが社が対象とするお客様は何を望んでいるのか、
ということをはっきりしなければ、
どんなに経営理念を組織に浸透させたとしても、
単なる善き意図でしかなく、結局、経営理念は
単なるお飾り物になってしまいます。

 

顧客にとっての価値は何か

ドラッカーはこう言っています。
「事業の目的とミッションに取り組むうえで、答えるべき最後の問いは、
「顧客にとっての価値は何か」である。これが最も重要な問いである。」

経営理念、そしてミッションは、
「われわれの顧客は誰か」、「顧客にとっての価値は何か」
という問いに対する答えをもってはじめて、はっきりさせることができるのです。
「われわれの顧客は誰か」、「顧客にとっての価値は何か」という問いの中に、
さらに細かい問いがたくさんあります。経営理念を組織全体に浸透させるために、
ぜひそれらの細かい問いを取り組んでください。

 

第一の問い われわれの使命は何か

第二の問い われわれの顧客は誰か

第三の問い 顧客にとっての価値は何か

第四の問い われわれの成果は何か

第五の問い われわれの計画は何か

 

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