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ドラッカーの名言

未来に何かを起こすには勇気を必要とする。努力を必要とする。ピーター・ドラッカー


あなたの会社の人間関係は?

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貢献を重視することによって、良い人間関係はもてる。
そのようにして、人間関係は生産的となる。
生産的であることが、良い人間関係の唯一の定義である

ピーター・ドラッカー

 

一つでも心当たりがあれば力を・・・

 

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「言っていることはもっともだけど、あのものの言い方は腹が立つ…。」

「営業部と製造部の間で頻繁に摩擦が起こっている。もっと仲良くやってほしい…。」

「営業一課と営業二課の責任者の方針が違い、いつも現場で混乱が起こって困る…。」

「どんなに意見を言っても無駄だ。何も言わず仕事をしていた方が賢明だ…。」

「今日はなんか機嫌が悪いみたいだ。打ち合せたいことがあるけど明日にするか…。」

 

 

これは、組織の一人として仕事をしていれば、
そのような想いになったことは一度はあることと思う。
人間関係が仕事に与える影響はあまりにも大きい。

 

「社会に出てビジネスをしようと思うのであれば、
まずは相手との信頼関係を築かなければなりません。
それはつまり、その人自身が相手に気に入ってもらう必要が
あるということです。その時にまずは最低限必要なことがあります。」

「それは、礼儀正しさです。もちろん礼儀正しいだけで、
実力がなければ長続きしません。しかし仮に実力があっても、
挨拶ができていなかったり、失礼な態度、偉そうな態度をとって
相手に不快な思いをさせるような人では、
せっかくの実力が発揮できないですよね。」

 

こう語るのは、GMOインターネットの
代表取締役会長兼グループ代表の熊谷正寿だ。
道理に通じた人間は自分を超える何かを追及し、
力でものを言わせる人間は自分を超える者を忌み嫌う。

 

三国志の時代、曹操という武将がいた。
そこに敵国の使いである張松という男がやってきた
張松に対して、曹操ははじめから
虫が好かなかった曹操は張松に言った。

 

「わが大軍が攻めたらお前の国は
逃げ足の速さでも自慢するか」
敵国の使いに対する言葉とはいえ、あまりに無礼である。

 

礼儀は目上の人に対してのみでなく、
人間と人間の間にあるものだ。
一国のトップでありながら、
それを弁えず自分で自分を
卑しめていることに気がつかなかった。
張松は言い返した。

 

「あなたの大軍を倒すのに手間はいりません。
いつでもわが地へ遊びにいらしてください」
弱国の一兵が、強国のトップを威圧した。

 

曹操は赫怒して兵に命じた。
張松は、大勢の兵から、足蹴り、鉄拳を浴び、
半死半生にされて外へ突き出された。

 

張松は、腫れ上がった顔も治まらないまま、
劉備という武将に会いに行った。
劉備の部下は、懇切を極めた対応で張松を応接した。
水打ちされ、清められた門から劉備の姿が現れた。

 

張松はトップの出迎えに慌てふためいて、
馬を降りて礼を述べようとしたが、
先に丁寧な挨拶を述べたのは劉備の方だった。
張松は言った。

 

「私のような貧客に、過分なお出迎え、恐縮です。」
曹操に無礼な態度をとった張松も、
劉備の前にあっては謙虚な人だった。

 

驕慢は驕慢を映し、謙虚は謙虚を映し出す。
人と人との関係は鏡のようなものだ。
人の無礼に怒るのは、自分への反映に
怒っているようなものと言えよう。

 

今日、人間関係と言うと、
コミュニケーションを術の一つと捉えた
稚拙なものも少なくない。
大事なことは、人に対する誠実さ、感謝の気持ち、
尊敬の想いではないだろうか。

 

組織の人間関係はさらに複雑だ。
それは思いもよらない影響を及ぼす。
社内の人間関係が物事を煩わし、
仕事より人間関係の気遣いが優先され、
肝心な仕事が忘れ去られる。

 

また、役員幹部の序列が意思疎通を妨げ、
適切な決断が攪乱され、
重要な決定は宙に浮いたままになる。
あるいは、急ぎの仕事であっても、
部門間の対立が障害となり、
気がつくと部門間の調整が仕事となってしまう。

 

そして、部下は何らかの理由で
力の出し惜しみをはじめる。
ベストを尽くせなくなっていく。

 

その理由は、
「言ってもどうせだめに決まっている」
というあきらめもある、
また、「どうせ期待されていないから」
という悔しさもある。
そのきっかけのほとんどが、
組織内の人間関係によるものが多い。

 

ベストを尽くせる状態でなければ、
優れた仕事は行われず、納得いく成果は生まれない。
人が持つ知識や能力とはまったく関係のないところで、
一人ひとりが持つ知識や能力を奪っていく。

 

今これを読んでいるあなたの会社では、
もちろん、そんなことはないと思う。
しかし、仮に一つでも心当たりがあれば、
本来組織が持つ力を発揮できずにいる状況にある
と言えるかもしれない。

 

 

日本に来たドラッカー-初来日140.jpg
詳しくは、こちら でお読みになれます

日本に来たドラッカー 初来日編 山下 淳一郎

この世にあって何がしかの責任を担う者であるならば、
ドラッカーとは、いま読むべきものである。明日読むべきものである。
10年後、50年後、100年後にも読むべきものである。
ジム・コリンズ

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