御社自ら、御社の経営を最適化して頂く

 

わたしは以前、ある会社で経営陣の一人として仕事をしておりました。
私はさておき、経営陣の一人ひとりはみんな優秀な人ばかりでした。
それぞれが今以上に成果をあげようと骨身を削って仕事をしていました。
しかし経営陣の一人ひとりの労力は調整と言われる根回しに費やされ、
経営を円滑に進めているとは言い難い状態から抜け出せませんでした。
その時、直面した現実は、『たとえ優れた経営者が集まっても
優れた経営ができるわけではない』、ということでした。

 

今日の経営が明日の事業を左右します。どんなに事業が順調に進んでいても、
事業の成長は次から次へと新しい課題を生み出します。
それらの課題はやがて事業の重荷になっていきます。
そうした目には見えない課題に対応しながらも、
経営陣は事業を推し進めていく役割を担っています。その役割を果たせない時、
事業の停滞、すなわち会社の衰退が待っています。
ドラッカーはこう言っています。

 

第一に、マネジメントには基本とすべきものがある。
第二に、しかしそれらの基本と原則はそれぞれの状況に応じて
適用していかねばならない。
第三に基本と原則に反するものは例外なく時を経ず破綻する。
ピーター・ドラッカー

 

いま以上に成果をあげるために必要なものは何か。
それは、『いま以上に経営の質を高めること』です。
多岐に渡る課題に対応しながらも、事業を進め行く経営陣にとって、
ドラッカーの経営論は必要不可欠なものです。
もとより、経営に唯一ひとつの正しい正解があるわけではありません。
ドラッカーの経営論は、経営者が押さえなければならないポイントを列挙し、
その会社にとっての適正解を導き出すためのなくてはならないものなのです。

 

本サービスは、御社の経営に口出しするものでも、
経営陣を指導することでもありません。
ドラッカー教授の経営論を共に進めていく状態をつくり出すことによって
『御社自ら、御社の経営を最適化して頂くこと』です