命令ではない方向付け
組織の焦点を使命に合わせ、戦略を定め、実行し、目標とすべき成果を明らかにする人間が必要である。このマネジメントには大きな力が付与される。しかし、知識組織におけるマネジメントの仕事は、指揮命令ではない。方向づけである。
正しい社会はこうつくる
ドラッカー教授は
処女作『経済人の終わり』で、人間を人間以下にさえするかのような人間不在の権力に対し、真っ向から否定する立場を明確にされました。そのうえで、社会の正統性と秩序をもたらす何かが必要であり、その胎動は既に観られるとされました。
『産業人の未来』において
前作で述べられた社会の正統性と秩序の実在を”組織社会”であるされました。ドラッカー教授は、組織社会の到来を予見し、健全な組織社会であるために必要なものに関心を注がれました。その社会愛に満ちたドラッカー教授の強い関心は、ドラッカー教授ご自身を、マネジメントに導かれました。
資本主義の次の社会
である、ポスト資本主義社会は、知識が資本となり、その知識は異なる知識と結合してはじめて価値を発揮するがゆえに、社会は、組織から構成される社会になりました。知識と組織の2つは、相互依存の関係にあることを主張されつつ、主体者として生きるわたしたち人間がそれを理解する必要に迫られてることを示唆されています。
根本的な原理原則
その理解は、表面的な方法論ではなく根本的な原理原則といえます。それは、「教わるもの」ではなく「学ぶもの」としての対象であり、従来の授業的のような研修で得ることができるものでなくなりました。いま、。研修方法、育成方法、学習方法、組織運営など、社会の変化に応じて、進化が求められています。


