
ドラッカー5つの質問
組織に働く者は、組織の使命が社会において重要であり、他のあらゆるものの基盤であるとの信念をもたなければならない。この信念がなければ、いかなる組織といえども、自信と誇りを失い、成果を上げる能力を失う。
ピーター・ドラッカー『未来への決断』
組織の基盤をつくるもの
使命とは
結局のところ、「誰の何に役立つのかー」、「社会のどのような問題を解決するのかー」を定めることです。それを実現したいとやむにやまれぬ強い想いがあってはじめて、現実的な力を生み出し、成果をあげるに至ります。
使命に賛成する人がどんなに集まっても、組織は力を発揮することはできません。必要なのは、組織の使命に「賛成する人」ではなく、「同意する人」です。組織の使命に自信と誇りがあれば、組織で働く一人ひとりは、組織の使命を自分の言葉で語ることができるはずです。その人は、仕事を通して自分の人生を生き切っていると言えます。
自分たちの事業は
この世になくてはならないとの確信が良い結果を創り出せるかどうかを決定づけます。当然のことながら、この世から消え失せてもなんの影響も与えないものであれば、人は持てる力を発揮することはできません。したがって、組織がもつ誇りある目的が、結果として、働く人の自信と誇りを獲得させ、成果を上げる能力をもたらすのです。

