経営者、採用と育成の前に
いい人材を採用したからといって
自動的にいい会社になるわけではありません。
会社は、「何のためか」、「誰のためか」という方向性が
明らかでこそ、成果をあげることができるようになります。
ゆえに、会社は、「何のためか」、「誰のためか」
といった方針を明らかにする必要があります。
一昔前とわたしたちの働き方が大きく変わりました。
以前は、「他者の仕事を監督する人と
自分の仕事を監督される人」の２種類があるだけでした。
昨日までの上司の仕事は「部下の仕事を監督すること」でした。
ところが、今日の上司の仕事は「組織で成果をあげること」が
仕事になっています。
ドラッカーはこう言っています。
知識労働者を直接、あるいは細かく監督することはできない。
彼らには助力を与えることができるだけである。
知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。
自らの仕事を業績や貢献に結び付けるべく、
すなわち成果を上げるべく、自らをマネジメントしなければならない。
ピーター・ドラッカー
今日の仕事は、「自分の仕事を自分を監督する人」に
大きく変化しています。したがって、経営者の役割は、
「働く一人ひとりが自分の仕事を自分で監督できる状態を
つくりあげること」、と言えます。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問
著 者 ：山下 淳一郎
出版社 ：あさ出版 1,300円（税別）
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
経営会議を改善したい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。
