ホーム  > 経営チームの課題  > 一、経営チームは全員が責任者

ドラッカーが教える経営チームの課題

一枚岩の経営チームをつくりたい社長様へ


一、経営チームは全員が責任者

経営チームトップマネジメント株式会社02.jpg

第一に、それぞれが最終決定者であること

 

アクションポイント
誰が何に責任を持っているか書き出してみてください。

 

決定権のない責任者は意味がない

「社長に聞いてみないとわからない……」
「社長の了解がないとわからない……」
「社長が出張でいないからハンコがもらえない……」

 

これは、ある会社の経営チームのメンバーの方から実際に聞いた言葉です。
会社の最終的な責任を負っているのは社長です。
重要なことを最後に決めなければならないのはもちろん社長です。
とは言え、何から何まで社長一人で決めなければ何も始まらない組織は、
発展していけません。それでは、優れた人の本当の力が発揮されないからです。
第一、それでは社長の体がいくつあっても足りません。
たとえ、責任者を置いていたとしても、決定権を与えていなければ、
その責任者は単なる伝達を主たる仕事とする中継者にすぎません。
なんら具体的な手は打たれず失敗が来るのを待っているだけの状態になります。
そして、現実に失敗に至ったときでさえ、
誰一人として、「自分がいけなかった」と思う人はいません。

 

意思決定者を決める

ドラッカーは『マネジメント』の中で、こんな事例を紹介しています。
ある大手製薬会社が、例年の倍という7つの新薬を発売しました。
あらゆる国、専門分野、階層からなるチームが1年かけて戦略を立てて、
綿密な販売計画を練り上げました。ある新薬の販売はヨーロッパから、
ある新薬はアメリカから販売することにしました。あるいは、ある新薬の販売は
一般の医師を、ある新薬は専門の医師を主たる顧客対象としました。

 

ところが、実際にそれらのものを販売してみると、
あまり期待していなかった新薬2つが売上げを伸ばしました。
逆に期待していた2つは予想外の問題が起こり、
売上げを十分に伸ばせない結果になってしまいました。
しかも期待どおりにいかなかったとき、誰が計画変更の主導権をとるかを
決めていませんでした。そのため、無数の会議が開かれ、調査が行われ、
レポートがまとめられただけで、なんの行動も起こりませんでした。
そのため、とうとう期待した成果をあげることはできませんでした。

 

一方、予想以上の成果をあげた新しい商品についても、
その成功をフォローする施策は何らとられませんでした。
その結果、類似品を開発した他社に市場のほとんどをもっていかれてしまいました。
予想外の問題に遭遇したものについては、経費を大幅に縮小するか拡大するべきでした。
誰もがわかっていたことでした。しかし、決定を下すべき人間が誰もいなかったのです。
部長は、大幅な売上を見せた新しい商品の市場を
他社に奪われるという最悪の事態を防げたはずでした。
ところが部長は、営業目標や営業計画を変更する権限を持っていませんでした。
しかし、誰かが違いを犯したわけではありませんでした。

 

誰が何に責任と権限を持つか

営業部長は何の権限も与えられていない、指示命令に従う番頭役にすぎなかったのです。
組織は、「誰が何に責任と権限を持つか」を決めておかなければなりません。
社長がいちいち指示しなくても、決定を下すことのできる人間が必要です。
どんな組織も全体の危機に遭遇するものです。
そのとき、明確な命令権が一人の人間に与えられていなければ、
組織全体が滅びてしまいます。意思決定者を明確にしておくのは、
それぞれが自分の仕事に責任を持って仕事をし、
事業が危機に瀕したときに、それを見過ごすことなく、
組織の一人ひとりが力を発揮できるようにするためです。
ドラッカーはこう言っています。

 

第一に、トップマネジメントチームのメンバーは、
それぞれの担当分野において最終的な決定権をもつ。
各メンバーの決定に対し、他のメンバーは異議を唱えることはできない。
担当する者が最終決定者である。
ピーター・ドラッカー

 

>「第二に…」を見る

 

 

ドラッカーb140.jpg
詳しくは、こちらでお読みになれます

ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎 
出版社 : 同友館 1,600円(税別)

トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー

 

 

経営チームをつくりたいとお考えの社長様へ

 

お客様事例_経営チーム1401.jpg

いかなる組織といえども、その業績はトップマネジメントにかかっている。
ピーター・ドラッカー

今以上に事業を伸ばしていくためには、経営チームが不可欠です。
さらなる発展のために、経営チームをつくりましょう。

ドラッカーの経営チームコンサルティング」を見る

明日から経営が変わる!メルマガ

ドラッカーを実践すれば成果があがる! 経営のワンポイント


ドラッカー5つの質問
amazonで買う
新版 ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
amazonで買う
日本に来たドラッカー 初来日編
amazonで買う

経営チーム専門のコンサルティング
トップマネジメント株式会社
渋谷区桜丘町26-1セルリアンタワー15階
秘書受付:03-4405-9175 FAX 03-6700-6670
お問い合わせ
弊社及び弊社のサービスは、The Druker 1996 Literary Works Trust及びダイヤモンド社と関係ありません。

Copyright © 2017 Top management All Rights Reserved.