リスクには基本的に、四つの種類がある。
第一に負うべきリスク、第二に負えるリスク、
第三に負えないリスク、第四に負わないことによるリスクである。
ピーター・ドラッカー
将来にわたって繁栄し続けるために
あらゆることにリスクが伴います。
リスクとは、「得たい結果が得られなかった時に
起こるデメリット」です。リターンとは、
「得たい結果が得られた時に起こるメリット」
のことです。
あらゆることが、リスクとリターンのせめぎ合いです。
やってみなければわからないことはたくさんあります。
むしろ社会はわからないことだらけです。
あらゆるリスクを避けようとすれば、
あらゆるリターンも失ってしまいます。
では、リスクについてどのように考えればいいのでしょうか?。
ドラッカーはこう言っています。
リスクには基本的に、四つの種類がある。
第一に負うべきリスク、第二に負えるリスク、
第三に負えないリスク、第四に負わないことによるリスクである。
ピーター・ドラッカー
何か新しいことに挑戦される時、
それが「負えないリスク」であれば
挑戦されない方が賢明です。
それは、「負ってはいけないリスク」ですから。
その一方で、将来にために必要なもの。
それは取り組まれることをお薦めします。
そこに、「リスクを負わないことによるリスク」
があるのですから。
たとえば、あらゆる企業で
避けて通れない課題の一つが
人材の育成、後継者の育成です。
あくまでも一つのたとえです。
人材の育成や後継者の育成に関する
リスクを避ければ、会社の明日はありません。
人材の育成や後継者の育成は、
「負うべきリスク」、「負えるリスク」を
超越した、「負わないことによるリスク」です。
何かに迷いが生じた時は、
四つの視点でリスクを検討されてみることを
おススメします。
「得たい結果が得られた時に起こるメリット」
を実現するために、そして、将来にわたって
繁栄する経営基盤を構築するために。