明日を実現するための第一歩が、昨日を廃棄することである。
しかし、明日新しいことを行えるようになるための前提は、
もはや生産的でないもの、陳腐なもの、陳腐化したものから自由になることである。
ピーター・ドラッカー
前期とは違う望ましい結果を手に入れるために
2、3日が過ぎれば
多くの会社が、4月から新しい期がはじまります。
一方、決算期ではなくても、新しい時を迎えるにあたって、
気持ちを新しくすることと思います。
しかし一度新しくした気持ちも出勤して2、3日が過ぎれば、
普段の状態に戻り、新しい気持ちを忘れてしまうのが現実ではないでしょうか。
では、どうすればいいでしょうか。
この3つがあれば
そこで、新しい気持ちを忘れても、目標に3つのことを組み込んでおけば、
新しい気持ちをそのまま仕事に反映させることができます。
その3つのこととは、「前期やっていた事で何かをやめる」
「前期やっていたやり方の何かを変える」
「前期やっていない事で何か新しいことを始める」です。
まとめると、ストップ(やめる)、チェンジ(変える)、スタート(始める)です。
この3つがなければ、よくて前期の同じ結果しか期待できません。
この3つがあれば、前期とは違う結果を創り出していくことができます。
目標の中に組み込む
一番難しいのが、ストップ(何かをやめること)です。
ドラッカーは、「もはや生産的でないもの、陳腐なもの、陳腐化したもの」に
縛られることなく、それらを廃棄せよと言っています。
ぜひ、前期とは違う今期にするために、
ストップ(やめる)、チェンジ(変える)、スタート(始める)
という3つを社内で決定され、その決定を目標の中に
組み込まれることをお薦めします。
前期とは違う望ましい結果を手に入れることでしょう。