中期計画のチェックポイント
わたしたちは、成果をあげるために仕事をしています。
また、成果をあげるために計画をたてます。
中期計画とは、「行動のもととなる考え」と
「あげるべき成果を生み出すための行動」
が明らかされたものです。
組織の成果とは、一人ひとりがあげた成果の集積です。
したがって、一人ひとりの労力を成果があがる方向に
導くことができてこそ、組織を運営し、
成果をあげることができます。
ゆえに、中期計画は、
行動する一人ひとりのツールとして機能してはじめて、
その意味をもつに至ります。ツールとして機能するということは、
一人ひとりが、「自分の仕事を自己評価できる状態」
になっているということです。
ドラッカーはこう言っています。
ミッションや戦略が完成し、浸透したとしても、
メンバーに対する評価がそれに基づいていない限り、
組織がマネジメントされているとはいえず、
真剣に行動することを促進することができない。
組織の成果は、その組織の人材から引き出すことが必要である。
ピーター・ドラッカー
中期計画のチェックポイントとは、一人ひとりが"何ができていれば○で
何ができていなければ×なのか"を
自分で測定できるようにつくられているかどうかです。
具体的なチェックポイントは次の5つです。
中期計画を立案する際は、次の5つを持たせてください。
- 行動のもととなる考えは何か
- あげるべき成果は何か
- あげるべき成果を生み出すための行動は何か
- 行動の良し悪しを何で測定するか
- 行動の良し悪しをどのように測定するか
ドラッカーの話を聞きたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。
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