トップマネジメントの第一の責任
われわれの事業は何かという問いを発し、その問いについて十二分に検討し、正しく答えることこそ、トップマネジメントの第一の責任である。
ピーター・ドラッカー『現代の経営』
トップマネジメントの第一の責任
使命を考えるということは
「どんな社会を創りたいと考えているか」を問うことです。何によって社会に役立つを定義することによって、「社会におけるわが社の存在価値を明らかにすること」です。
ドラッカー教授は、
使命が何であるかという問いを発し、正しく答えることがトップマネジメントの第一の責任であると述べられています。責任とは、「当然負わなければならないもの」、です。
つまり、経営者が一番最初に考え抜かなければならないことが、使命であると断言されています。その問いに単に答えるのではなく、「正しく答えることこそ」、経営者の責任であると主張されています。
また、「経営は、才覚で行なうものではなく、ましてや、運や環境に翻弄されるべきものでもなくい。経営は使命からなされるべきものである」。と指摘されています。使命は、最終的に組織で働く一人ひとりの日常の仕事になっているかどうかが重要です。まずは、「われわれの使命は何か」という問いを自身に発し、その問いについて十二分に検討することを行いました。