顧客を満足させることが使命です
企業と使命と目的を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。顧客を満足させることが、企業の使命であり目的である。したがって、我々の事業は何かとの問いは、企業を外部すなわち顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができる。
ピーター・ドラッカー『マネジメント』
顧客を満足させることが、企業の使命であり目的である
対象とする顧客、顧客に手に入れて頂く価値、それらを測る指標。決めたことを実行するにあたってまずは、自分たちは何をもって社会に貢献したいのか、を考え抜くのが、この「われわれの使命」です。
ドラッカー5つの質問 第1の問い「われわれの使命は何か」。経営トップが取り組むべき最も重要なものです。わたしたち経営者は、お客さまに応えるために事業をしています。何をもって応えるか、その約束がミッション(事業)です。
- どのような業績をもって記憶されたいか。
- われわれの組織は何を達成しようとしているのか。
- われわれは何のために存在しているか?
正しいミッションから正しい行動がもたらされます。正しい行動とは、お客さまに喜んでもらう行為であり、人に役に立ち、社会の貢献となるものです。人に役に立ち、社会の貢献となるための行動が事業となります。
- われわれの事業は何か
- われわれの事業は何になるか
- われわれの事業はどうあるべきか