全体、一体性、未来にかかわる意思決定
トップマネジメントは
何を専管とするかを考えなければならない。
それは、全体、一体性、未来にかかわる意思決定である。
全体を見ることができ、全体に責任をもつ者だけが
行うことのできる意思決定である。
ピーター・ドラッカー
トップマネジメントは、
「事業と組織と人に関わることすべてに
意思決定を行う仕事」です。
具体的には、われわれの機会は何か、われわれの強みは何か、
われわれの信念は何か、われわれの使命は何か、われわれの事業は何か、
われわれの顧客は誰か、顧客の価値は何か、われわれの成果は何か、
といった基本的な問いに対して答えを出すことです。
それらの問いに対する答えが、経営の骨格です。
(1)われわれの使命は何か
(2)われわれの顧客は誰か
(3)顧客は価値は何か
(4)われわれの成果は何か
(5)われわれの計画は何か
その骨格の上に、事業の存続と繁栄に関わる分野の
すべてに経営目標を立てます。
経営目標の内容は、マーケティング、イノベーション、
人材の採用、配置、育成、そして、生産性の向上、
社会的責任などなど、最後に予算です。
(1)マーケティング/現在のお客様を創り出すこと
(2)イノベーション/未来のお客様を創り出すこと
(3)ヒト/人材の採用、配置、育成など
(4)モノ/情報、知識、技術、設備、ツールなどに関すること
(5)カネ/予算、資金繰りに関すること
(6)生産性の向上
(7)社会的責任
(8)売上げと利益/目的ではなく条件
組織が成果をあげ、事業を繁栄させていくためには、
組織全体の目標に方向付けた業務の流れを明らかにし、
生きた人間が成果をあげられるように組織をつくり、
一つの全体を創り出していかなければなりません。
これがトップマネジメントです。
(1)基幹活動を決める
(2)貢献分析を行う
(3)決定分析を行う
(4)関係分析を行う
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : 山下淳一郎
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
経営のやり方を変えたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。