自らの成長のために最も優先すべきは、卓越性の追求である。
そこから充実と自信が生まれる。能力は仕事の質を変えるだけでなく、
人間そのものを変えるがゆえに、重大な意味をもつ。
ピーター・ドラッカー『経営者の条件』
強みをさらに磨き上げる
自分たちの事業は社会の何を変えようとしているのか。自分たちは誰に対してお役にたてるのか。事業の対象となる人たちに自分たちは何をするべきか、といった仕事の意味と誇りを見出す思考労働の時間を持つ方はあまり多いいないのではないでしょうか?。
世の中にはたくさんの経営の本がありますが、それらの多くがハウツーの注釈であったり、理論を整理しているだけのものです。そこには「人」というものあり ません。しかし、ドラッカー教授の考えの真ん中には、「人」があります。だから、ドラッカー教授の著書は現実に役立つのです。
ドラッカー教授が著されているものは、人間一人ひとりが満足する人生を送るためには何が必要か、自分たちは何のための仕事をするのか、その仕事は社会においてどのように役に立つのか、といった根本的なところまで言及されます。ぜひ、自身の内面的充実のために、強みをさらに磨き上げ、人間そのものを変えゆく能力を練磨することに時間を費やしてください。