失敗のほとんどは、戦略を知らないことが原因である。
適切な戦略によってかなりの確率で成功させることができる。
戦略には四つある。総力戦略、ゲリラ戦略、ニッチ戦略、
顧客価値戦略である。そのうちの二つを組み合わせ、
時には、三つを組み合わせ一つの戦略とすることができる。
ピーター・ドラッカー
ドラッカー教授の柔道戦略とは
戦略は、「幸せなお客様を創り出すため」のものです。
「ニーズに始まり満足に終わる」ための道筋です。
最終目的は、「幸せなお客様を創り出すため」のもので
、けっして儲けることではありません。
柔道戦略とは、競合他社の隙を狙う戦略です
。ポイントは、現在トップの地位を獲得している企業と
正面切って競争しないということです。
少なくともその企業が挑戦を気にしたり、
脅威と見なしたりする分野では競争しないことです。
実際に、ソニーやトヨタ自動車やホンダが
この戦略を使って大成功し、アメリカの企業を脅かせてきました。
トップの企業が自己満足の状態にあるときに、
うってつけの戦略です。戦略を成功させるためには、
トップ企業は、市場を創り出したことで、顧客のニーズを
見過ごしたりする時や、自社の成功に酔い、
商品・サービスの最適化を怠り、最大化を目指す時に有効です。
市場が急速に変化しているからこそ、
市場向けに最適の商品・サービスを設計されることをお勧めします。
はじめに、市場を調べて、この戦略に対する抵抗が最も小さくて
最も成功しそうな分野を探しましょう。
そのうえで、既存の商品¥サービスと差別化を実現しましょう。
ポイントは、トップ企業が守ろうとしない海岸の一角を確保し、
その後、市場手に入れたあと、次の一角を確保し、
市場全体を確保するというステップで進めることをお勧めします。
この戦略をひとつ選び取るということではなく、
4つのうち2つ、または、3つを組み合わせることによって、
御社独自の戦略を生み出すことができるものです。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方 | 山下 淳一郎
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーをさらに知りたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
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