成果をあげるには貢献に焦点を合わせなければならない。
手元の仕事から顔をあげ、目標に目を向けなければならない。
組織の成果に影響を与える貢献は何かを
自らに問わなければならない。
ピーター・ドラッカー
成果は組織の外にある
病院は、患者さんの病気を治すために存在しています。
病院はその使命を果たすためにお医者さんを有しています。
どのような組織も組織の外に向けられた社会的な役目を持っています。
しかし、日常の仕事のほとんどは分業という形になっています。
ややもすれば、自分たちの組織が持つ社会的役割を忘れ、
自分の仕事だけに目を奪われてしまいがちです。
そうなっては、組織本来の役目を果たせなくなってしまいます。
組織が価値ある存在であり続けるために、
組織の外に対する貢献を問う重要性がここにあります。
組織の外に対して、どのようにお役にたつかを追究することによってはじめて、
組織全体の成果に労力を向けられるようになります。
成果をあげるには、ぜひ組織全体の成果に与える良い影響を
問い続けて頂きたいと思います。
結果として、それが、組織の継続的な繁栄につながるのです。