確信をもって言えることは、ビジネス、教育、医療その他
いかなる分野においてであれ、今日リーダーの地位にある組織の多くが、
これからの30年を生き延びられず、少なくとも今日の姿では生き延びられないということである。
ピーター・ドラッカー
明日を生き延びるための取り組み
本日は、元国営の大手企業の管理職向けにドラッカーマネジメントの研修を行いました。社会は今とは違う姿に刻々と変わっています。今まで行ってきたことが今まで通り行かなくなることは時間の問題です。ところが事業の見直しに目が向けられるのは業績が低迷したときです。それは業績が好調なときはその好調を維持しようと考えてしまうためです。
すべての事業は必ず陳腐化する運命にあるがゆえに、事業を新しい次元に進化させていかなければなりません。マネジメントは、環境の変化に適応する受け身のものではなく、環境の変化を活用する動的な仕事です。ドラッカー教授は、環境の変化を活用する方法を7つに分けて具体的に教えてくれています。
本日は、7つのうち1つ目の「予期しない出来事」について取り組んで頂きました。これは現実に起こっていることと自分たちが考えていること差分を見つけるものです。こうした地道な取り組みの中に、いまとは違う明日を生み出し、事業の存続をはかることが可能になります。ぜひ、事業を進化させる取り組みを日常の仕事に組み込んでください。
- 予期しない出来事★
- ギャップを探す
- ニーズを見つける
- 産業構造の変化を知る
- 人口構造の変化に着目する
- 認識の変化を捉える
- 新しい知識を活用する