アクションプランなくしては、すべてが成り行き任せとなる。途中でアクションプランをチェックすることなくしては、成り行きの中で意味のあるものとないものとを見分けることすらできなくなる。
ピーター・ドラッカー『経営者の条件』
アクションプランがなければ失敗に終わる
"アクションプランはどうやって書けばいいのですか、アクションプランの書き方を教えてください"。 先日そのような質問を頂きました。あなたが旅行にいくとき予定表をつくるときのことを思い浮かべてください。その際、いつ、何時に、どこに、到着するのかを考えると思います。まさにそれが、アクションプランです。本日は、経営者の方々とともに一日かけてアクションプランを作成いたしました。
成果があがるのは、「作業」ではなく「仕事」によってです。たてた経営計画を日常の仕事で役立つものにするために絶対に忘れてはならないことは、何をやめ、何に力を入れるかを意思決定することです。そうでなければ、仕事が単なる作業になってしまい、成果があがることはありません。そうです。選択と集中です。成果をあげるための絶対条件は、"集中"です。
得たい結果は何か。それを達成するための障害は何か。何を修正すればいいか。日々何を確認していけばよいか。たてた予定に対して前倒しで進んでいるのか遅れているかがわかる状態にしてください。それが、アクションプラン、です。ぜひ、次の項目を一つ一つ洗い出していってください。
- 何月何日、どのような結果を得たいのか
- その結果を生み出すための障害は何か
- その障害を解消するために何を修正すればいいか
- 日々何をウォッチしていけばよいか
- どうすれば予定通り進めていくことができるか
- どうすれば遅れを取り戻すことができるか