成果をあげるためには、貢献に焦点を合わせなければならない。
手元の仕事から顔をあげ、目標に目を向けなければならない。
「組織の成果に影響を与える貢献は何か」を
自らに問わなければならない。
すなわち、自らの責任を中心に据えなければならない。
ピーター・ドラッカー
PDCAは、マネジメントの一部でさえない
本日は、経営層に向けてたドラッカーのマネジメント研修
を行いました。衣類は人が身に着けるものです。
食べ物は人が食べるものです。建物も人が住むためのものです。
あらゆる仕事がなんらかのカタチで人のためにあるものです。
ゆえに、「なんのためにか」ということを
考えなくてもよいはずがありません。
また、衣類は性別やサイズ、食べ物は素材や料理、
建物は独人の方、家族3人、二世帯が住むとなれば、
同じ家でもそれぞれ異なります。
ゆえに「誰に」ということを
考えなくてもよいはずがありません。
"PDCAがマネジメントのサイクルである"
ということが世の常識になっています。
これは間違った常識です。
言葉を訂正します。
"PDCAがマネジメントのサイクルである"
とは適切とは言えません。
それは、「なんのために」、「誰に」という考えを
持たない状態で、「どのように行うか」という
計画から考えることなどできないからです。
PDCAは品質管理の手順であって
マネジメントではありません。
あらゆる仕事が人と社会に良い影響を
与えるものであるために、
HowからではなくWhatから考え、
取り組んでいかなくてはならないのです。
マネジメントサイクル
- 何のために
- 誰に
- 何を
- 何を成果として
- どのように
品質管理のサイクル
- PLAN (どのように)
- Do (実行する)
- Check (確認する)
- Action (行動する)
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問 山下 淳一郎
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーを学びたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。
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