いかなる組織といえども、その業績はトップマネジメントにかかっている。
組織内のあらゆる仕事のなかで、もっとも組織化することが難しいのが、
トップマネジメントの仕事である。
しかしそれは、もっとも組織することの必要な仕事である。
ピーター・ドラッカー
経営はチームによって成り立つ仕事。
会社が発展するもしないも経営者の仕事ぶりにかかっています。
経営者の仕事は、一人の人間がこなせるものではありません。
ゆえに、トップ一人で経営を仕切り続けていれば、
やがて事業は破綻します。
そうかといって、経営者が複数人いて、
それぞれスキルが高ければ事業を発展させられるかと
言うとそうではありません。
経営はチームによって成り立つ仕事です。
事業を発展させていくためには、
「有機的に連携のとれた経営チーム」が必要です。
これは、絶対です。
会社は、「有機的に連携のとれた経営チーム」を
持つ事によって本来の力が発揮され、
将来にわたって繁栄し続ける事が可能になります。
ところが、経営者の仕事を組織化することはとても困難です。
なぜなら、「仕事の組織化」とは「責任の組織化」だからです。
ドラッカーはこう言っています。
いかなる組織といえども、その業績はトップマネジメントにかかっている。
組織内のあらゆる仕事のなかで、もっとも組織化することが難しいのが、
トップマネジメントの仕事である。しかしそれは、
もっとも組織することの必要な仕事である。
ピーター・ドラッカー
何ができれていればチームと言えるのか。
何が出来ていなければチームと言えないのか。
下記の6つを満たしていればチームと言えます。
下記の6つを満たしていなければチームとは言えません。
ぜひ、そんなチームをつくってください。
- その人が担当する分野は、その人が最終的な決定権を持っていること。
- 他の人が担当する分野については、決定をくださないこと。
- 経営者は、それぞれお互いに批判したり、けなしたりしていないこと。
- 複数人の意思決定者をまとめるリーダー役がいること。
- 会社全体に関わることは、徹底的な話し合いによって決定されること。
- お互いの意思の疎通を疎かにせず、真剣に誠実に話し合っていること。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎
出版社 : 同友館 1,600円(税別)
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー