知識があって、理解力があり、懸命に働くだけでは十分でない。
成果をあげるにはこれらとは違う何かが必要である。
成果を上げることは習得できる。そして修得しなければならない。
ピーター・ドラッカー
人と組織はからを破り本来持ち力を発揮する
ドラッカーを学びたい方は多くいます。
しかし、ドラッカーを実践したい方は意外いも少ないのです。
ドラッカーを実践したいとお考えの方が少ないのは、
「知識さえ得れば良い結果が生まれる!」
と信じているからでしょう。
ドラッカーを学んでも、直ちに成果が上がるわけではありません。
「泳ぎ方を知ったからとって直ちに泳げるようになるわけではない」
のと同じです。
勉強は、知識を身に付けさえすれば、良い点数を取ることができます。
「試験は一人で受けるものだから」です。この経験から、
私たちは知識さえ得れば良い結果が生まれると考えてしまいます。
かく言う私がそうでした(汗)。仕事は、勉強と違い、
優れた知識を身に付けたとしても、良い成果を上げることはできません。
「仕事は人ともに行うものだから」です。そ
して、「成果は組織を通じてあげるものだから」です。
ドラッカーはこう言っています。
知識があって、理解力があり、懸命に働くだけでは十分でない。
成果をあげるにはこれらとは違う何かが必要である。
成果を上げることは習得できる。そして修得しなければならない。
ピーター・ドラッカー
「わかること」と「できること」は違います。
それは、野球のルールを知っても、
野球がうまくなるわけではないのと同じです。
失敗するかもしれないことに挑戦する時、
人と組織はからを破り本来持ち力を発揮するようになります。
両者の健闘をお祈りしております。