一人ひとりの人間が、社会的な位置づけと役割を与えられなければ
社会は成立せず、大量の分子が目的も目標もなく
飛び回るばかりとなる。他方、権力に正統性がなければ、
絆としての社会が存立しえない。
ピーター・ドラッカー
誰にも明日のことはわからない
誰にも明日のことはわからないからこそ
明日を作ることが必要です。
わたしたちは、明日をつくり続けていくことができます。
ドラッカーは次の社会の特質を三つあげられています。
その三つとは、第一に、仕事の中心的存在になるものは、
人が暗黙知として所有する専門性です。
ゆえに、人の移動が専門的知識の移動を容易にします。
第二に、教育の充実度と機会は高まる一方です。
ゆえに、自分で自分を管理する人が増え、
より自由な社会(自己責任の社会)となります。
第三に、情報入手とコミュニケーションに
時間と地域の隔たりがなくなりました。
ゆえに、万人が専門的な知識を手に入れることができ、
成功と失敗が並存する社会となる。
常に変化しゆく社会で生き残るために、
次の3つの点について組織で話し合ってみてください。
- 自分たちの組織が、卓越すべき専門性は何か?
- 自分たちの組織が、学ばなければならないものは何か
- 自分たちの事業を、成功に導く重要な活動は何か
詳しくは、こちら でお読みになれます
日本に来たドラッカー 初来日編 山下 淳一郎
この世にあって何がしかの責任を担う者であるならば、
ドラッカーとは、いま読むべきものである。明日読むべきものである。
10年後、50年後、100年後にも読むべきものである。
ジム・コリンズ