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月刊BOSS連載 だから長期的計画が必要!

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成果とは百発百中ではない。 百発百中は曲芸である。 成果とは、長期にわたって業績をもたらし続けることである。
ピーター・ドラッカー

目に見える結果だけを追い続けてよいのだろうか

 

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組織は生き物であるがゆえに、変化は避けて通れない。新しい方針が打ち出され、新しい部門がつくられ、新しいプロジェクトが起ち上り、新しいやり方が決定されたりと事業を進める組織は、次から次へと様々が手が打たれていく。同時に、前年度に設定した目標に対しての評価が確定する時期でもある。会社は、長年培われてきた慣習によって、一年単位で会計処理することになっている。価値ある目標であれば、成果を出したいという意欲も高まり、達成したい目標として力も湧いてくるだろう。しかし、上司の詰めから逃れるための目標達成であれば、成果に向けられた意欲も高まらず、力も湧いて来ないだろう。

前者は、一年単位で目に見える目標を立て、一年単位で目に見える成果をあげることにやりがいを見い出すことができる。組織に活気も漲る。しかし、後者は、一年単位で目に見える目標を立てさせられ、一年単位で目に見える成果をあげることが強制されていると言ってもよいだろう。組織は疲弊している。慣習によるものであるため、やむを得ないと言えばそれまでだが、一年単位で総括されるために、設定する目標の内容も、設計する仕事の内容も、一年間という枠の中に限られた視点になる。目指すものが、極めて短期的なものとなってしまうのだ。

結果として緊急性の高い仕事にだけ重点が置かれ、重要性の高い仕事は二の次、三の次になってしまう。場合によっては、重要性の高い仕事が放置されたままになることさえある。そのような懸念を知りつつ、管理職であろうが、新人社員であろうが、目に見える結果を出さなければならない状況の中で仕事をしているのが現実だ。

続きは・・・(月刊BOSS03月号より一部抜粋

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