ホーム  > 経営コラム  > 目標を達成する会社がやってる2つの工夫

ドラッカーの名言

東証一部上場企業様を中心に経営チームの支援をを行っています。


目標を達成する会社がやってる2つの工夫

経営者001.jpg

自己目標管理の最大の利点は、自らの仕事ぶりを
マネジメントできるようになることにある。
自己管理は強い動機づけをもたらす。適当にこなすのではなく、
最善を尽くす願望を起こさせる。
ピーター・ドラッカー

それが、目標を考える時に押さえるべきこと

 

押さえるべきこと

会社は目標を立てて事業を進めています。
目標は売上だけではなく事業を発展させていくためのものです。
ところが「立てた目標達成によって事業が発展していく会社」と
「目標を達成しても事業が発展していかない会社」
その違いはどこから生まれるのでしょうか?。

前者は、事業の発展に必要な目標が設定され、
押さえるべきことを押さえて目標を設定しています。
それに対して、後者は目標を立てることが目的になってしまい、
押さえるべきことが抜け落ちています。それだけの差です。

 

事業が発展する状態

売上が上がっていれば事業は発展していると考えてしまいがちですが
そうではありません。たとえ売上が上がっていても、
立てた目標に向かっていなければ事業は発展しません。
目標を立てることが目的になっている場合、
幹部は目標の意味を理解することができませんし、
その目標を心から達成しようという思ってくれません。

そして、上司は目標を達成させようと部下の仕事を監視し、
部下は上司の詰めから逃れるために仕事をするといった悪循環が生れます。
これでは、何年経っても事業は発展しません。
立てた目標に向かって事業が発展する状態にするために
どうすればいいのでしょうか?。

 

最善を尽くす願望を

ドラッカー教授は、次のように言われています。
「自己目標管理の最大の利点は、自らの仕事ぶりを
マネジメントできるようになることにある。
自己管理は強い動機づけをもたらす。適当にこなすのではなく、
最善を尽くす願望を起こさせる」。

 


伸びてる企業がやっているのこと

一つは、部下の目標は部下本人に決めてもらうことです。
部下にとって上から押し付けられた目標は
自分の意欲で働いている状態になりません。
したがって、目標は本人に決めてもらうのです。
こうして動機づけをもたらし、適当にこなすのではなく、
最善を尽くす願望を起こさせることができます。

二つ目は、上司が監視するのではなく、
部下本人が目標の達成度合いを測定できるようにすることです。
こうして自分の仕事ぶりをマネジメントできるようになります。
これが、伸びてる企業がやっていること2つのことです。

  1. 部下の目標は部下本人に決めてもらう
  2. 部下本人が目標の達成度合いを測定できるようにする

 

明日から経営が変わる!メルマガ

ドラッカーを実践すれば成果があがる! 経営のワンポイント


ドラッカー5つの質問
amazonで買う
ドラッカー5つの質問
amazonで買う
新版 ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
amazonで買う
ドラッガーが教える最強の事業継承の進め方
amazonで買う

経営チーム専門のコンサルティング
トップマネジメント株式会社
弊社と同じ社名で電話営業している企業様が
ありますが弊社と関係ありません。
お問い合わせ
弊社及び弊社のサービスは、The Druker 1996 Literary Works Trust及びダイヤモンド社と関係ありません。

Copyright © 2024 Top management All Rights Reserved.