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ドラッカーの名言

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ITmedia エグゼクティブの連載 【第4回】

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トップマネジメントチームのメンバーは、仲良くする必要はない。尊敬し合う必要もない。ただし攻撃し合ってはならない。会議室の外で互いのことをとやかくいったり、批判したり、けなしたりしてはならない。ほめ合うことさえしない方がよい。
ピーター・ドラッカー

ドラッカーに学ぶ、成功する経営チームの作り方

 

言いたいことは会議室の中で

「先週、決定したことは会社のために良くない」と取締役が言ったり、
「社長のあの決定は、実は私は反対だったんだ」と副社長が言ったり、
「専務のあの企画、自分は賛成できない」と社長が言ったり、
「常務は営業部のことしか考えてくれていない」と執行役員が言ったり。

もちろん御社でこんな言葉を耳にすることはないと思う。いろいろな人がいればいろいろな考えがあって当然だ。一方、どんなにいい考えがたくさんあったとしても最後は1つの考えに決定しなければならない。いろいろな考えを1つにまとめ決定することこそ、トップマネジメントチームの仕事だ。それは、「全員の考えを足し算したもの」ではなく、「全員の考えから導き出される最善の決断が下されたもの」だ。満場一致で何かが決定されることは極めて少ない。決定された内容は、自分の考えに合致するものもあればしないものがあるのが現実だ。もちろん、自分の考えにそぐわない形で何かが決定された時は、不満が込み上げたり、憤ったりすることもあろう。そうかといって、トップマネジメントチームのメンバーが、それ以外のメンバーにその不満を漏らしてしまえば、「うちの経営陣はいつも批判し合っているけど、大丈夫なんだろうか」と、不信感をもたらし、結果として組織の力を損ねてしまう。

組織の中で仕事をしている以上、すべてが自分の意図とおりに進まない。多少の不満はつきものだ。現実は、うまくいくことよりうまくいかないことの方が多い。だからかといって、トップマネジメントチームが陰で批判し合うようなことを容認してしまえば、事業は伸びないし、会社も良くなっていかない。事業を伸ばし会社を良くしていくために、トップマネジメントチームのメンバーは何を守らなければならないのだろうか。ドラッカーはこう言っている。

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