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スケジュールは〇〇時間以内に

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スケジュールを立てないことより悪いことがある。
それは、隙間なくスケジュールを埋めてしまうことだ。
仮に、1か月の労働時間を160時間とすれば、
スケジュールを80時間以上入れれば悪い事態に陥ることになる。
日々、予想していなかったことは常に起こる。

ピーター・ドラッカー

 

しっくりくる時間の使い方

 

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今回は、時間の使い方についてお伝えしたい。
ドラッカーはあるセミナーで、
ある企業の社長がやっている
時間の活用方法を紹介した。

 

その社長は、出勤前にデスクで2時間、
会社の将来のことについて考えたり、
ものを書いたりしてから出勤するのが習慣だった。

 

この社長は、細かなスケジュールを組まずに
仕事をする人だった。仕事を終えて帰宅すると、
必ずデスクでその日の振り返りをした。
それがその社長の日課だった。

 

持ち帰った仕事は、夜に取り掛からずに、
翌朝の冴えた頭でじっくり考えるようにしていた。
頭を休ませるためにそうしていた。
会社を成長させる社長の共通点は、
大切なことをじっくり考える時間を確保している。
ドラッカーはこう言っている。

 

スケジュールを立てないことより悪いことがある。
それは、隙間なくスケジュールを埋めてしまうことだ。
仮に、1か月の労働時間を160時間とすれば、
スケジュールを80時間以上入れれば悪い事態に陥ることになる。
日々、予想していなかったことは常に起こる。
それを考えるならば、半分の80時間でも多過ぎるくらいだ。
ピーター・ドラッカー

 

 

人間である以上、くつろぐ時間も必要だ。
成果をあげるためには、あくせく働かなくても
いいようにする工夫が必要だ。次から次へと
予想していなかった予定が入るからだ。

 

部下が打合せをしたいと言って時間を奪いに来る。
会いたいと言って、アポイントを求めて来る人が現れる。
すべての組織が9時から5時というわけではないが、
社会の制度上、働く時間は定められている。

 

私たちは、ある一定のリズムで仕事をしている。
働く時間を1秒たりとも無駄にせず、
集中していられる人はいない。仕事で成果を
あげることができるのは、集中している時だけだ。

 

人間の集中力には限界がある。
集中できる時間はごくわずかだ。
時間の使い方は能力ではない。
仕事をどれだけ効率よくこなすかでもない。

 

今以上に成果をあげるために、
無理なく続けることができて、
自分にとってしっくりくる
時間の使い方を見つけて頂きたい。
それが、あなたの成果に直結するからだ。

 

 

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詳しくは、こちら でお読みになれます

ドラッカーのセミナー 経営者の仕事  |  山下 淳一郎

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