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トップマネジメントの仕事は一個人の能力を超える。
経営書や組織論が何といおうとも、
優れた経営を行っている企業にワンマンはいない。
ピーター・ドラッカー
一人の後継者の経営を承継すれば事業に発展はない
![経営チーム9002.jpg](https://topmanagement.co.jp/column/upload/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A09002.jpg)
日本の企業の約4割の経営者が65歳以上と言われています。
今後数年で、多くの企業が事業承継のタイミングを迎えます。
これまでの経営基盤を損なわず、スムーズに事業継承していくことが、
経営者と後継者のためになることはもとより、
これからの日本を左右する重要な課題であることは言うまでもありません。
われわれ経営者は、どうしていうべきなのでしょうか。
「経営チームは、絶え間なく変化する課題に
対応できるメンバー構成であることが望ましい。
トップが後顧の憂いなく手腕を発揮できるようなチームであること、
トップの価値観や行動規範がチームに反映され、
チームを介して会社に浸透することも必須条件である。」
こう言ったのは、米国の財務会計ソフトを手がける
インテュイット社の社長兼CEOスティーブ・ベネットさんです。
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事業承継は何からはじめればいいか。
まず経営チームをつくることです。
ドラッカーはこう言っています。
トップマネジメントの仕事は一個人の能力を超える。
経営書や組織論が何といおうとも、
優れた経営を行っている企業にワンマンはいない。
ピーター・ドラッカー
一人の後継者の経営を承継すれば、事業に発展はあません。
よくて現状維持です。その人は、明日のための事業に費やせる労力はなく
、昨日の問題解決に追われるだけの日々を過ごすことになります。
経営の仕事は一人ではできないからです。
社長は、事業にとって重要なことについて、
自分で考え、自分で決めてきたと思います。
しかし、経営チームをつくるということは、
今までのやり方を変えるということです。
事業にとって重要なことを、自分で考え、自分で決めてしまうのではなく、
主要なメンバーの意見を聞きましょう。言い方を変えると、
トップが考えることを考えさせる、ということです。
それを何年か繰り返すことによって、経営視点が養われていきます。
会社の存続と成功を左右する重要な活動の内容については、
会社によって様々です。ある会社は、「生産性を上げること」かもしれませんし、
ある会社は、「サービスを絞り込むこと」かもしれません。
あるいは、「採用のやり方を変えること」かもしれませんし、
「幹部を育成すること」かもしれません。
トップであるあなたが自分の考えで決めてしまう前に、
敢えて主要なメンバーと相談して決めてください。
あなたがこれまで考えてきたことで、
経営チームのメンバーに考えさせるべきことは何でしょうか。
それを経営チームのメンバーに考えてもらってください。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の後継者の育て方 山下 淳一郎
明日のマネジメントを担うべき人材を今日準備しなければならない。
ピーター・ドラッカー
後継者を育成したい社長様へ
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明日のトップマネジメントを育成し、 組織の精神をつくりあげなければならない。
ピーター・ドラッカー
将来にわたって繁栄し続けるためには、人材育成が不可欠です。
会社の明日を担う、経営人材を育成しましょう。
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