顧客を満足させること
企業とは何を理解するには、企業の目的から考えなければならない。企業の目的は、それぞれの企業の外にある。事実、企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。企業の目的として有効な定義は一つしかない。すなわち、顧客の創造である。
ピーター・ドラッカー『現代の経営』
素晴らしい経営理念・ミッションを紹介しています
網領
産業人たるの本分に徹し 社会生活の改善と向上を図り 世界文化の進展に寄与せんことを期す
信条
向上発展は 各員の和親協力を得るに非ざれば得難し 各員至誠を旨とし 一致団結社務に服すること
松下電器の遵奉すべき精神
一、産業報国の精神
産業報国は当社綱領に示す処にして 我等産業人たるものは本精神を第一義とせざるべからず
一、公明正大の精神
公明正大は人間処世の大本にして 如何に学識才能を有するもこの精神なきものは以て範とするに足らず
一、和親一致の精神
和親一致は既に当社信条に掲ぐる処、個々に如何なる優秀の人材をあつむるも この精神に欠くるあらば いわゆる鳥合の衆にて何等の力なし
一、力闘向上の精神
我等使命の達成には徹底的力闘こそ唯一の要諦にして 真の平和も向上もこの精神なくてはかち得られざるべし
一、礼節謙譲の精神
人にして礼節をみだり謙譲の心なくんば社会の秩序は整はざるべし 正しき礼儀と謙譲の徳の存する処 社会を情操的に美化せしめ 以て潤ひある人生を現出し得るものなり
一、順応同化の精神
進歩発達は自然の摂理に順応同化するにあらざれば得難し 社会の大勢に即せず人為に偏する如きにては決して成功は望み得ざるべし
一、感謝報恩の精神
感謝報恩の念は吾人に無限の悦びと活力を与ふるものにしてこの念深き処如何なる艱難をも克服するを得 真の幸福を招来する根源となるものなり