陳腐化したものから自由になること
明日を実現するための第一歩が、昨日を廃棄することである。ほとんどの計画が、新しく付け加えるべきこと、すなわち新製品、新市場に取り組む。しかし、明日新しいことを行えるようになるための前提は、もはや生産的でないもの、陳腐なもの、陳腐化したものから自由になることである。
ピーター・ドラッカー『マネジメント』
資源を適切に配分すること
継続的成長のために問題解決で成果は得られません。成果は、機会の開拓によってのみ得ることができます。したがって、成果をあげるためには、問題ではなく機会に資源を投じなくてはなりません、既存の商品・サービスは陳腐化していきます。ゆえに、成果があがらなくなったものを体系的に廃棄していく仕組みが求められます。
- 成果は問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる
- 成果を上げるには、資源を問題ではなく、機会に投じなければならない
- 体系的廃棄の仕組みが必要
貴重な資源を無駄にしないため、常に成果があがる機会を検討しながら、生産性の高い資源を把握する必要があります。そうすれば、生産性の高い資源を成果のあがる機会に振り向けることが可能となり、貴重な資源を無駄にしないで済み、少しでも資源を適切に配分することができます。
- どこに成果の上がる機会があるかを検討する
- どこに成果を上げる生産性の高い資源があるかを把握する
- それらの資源を成果の上がる機会に振り向ける