今日の組織が明日の事業を決定付ける
経営者は時間のない人です。経営者は心を使う人です。
心を使わなければならないのは、仕事のほとんどに
人間関係がからむからです。言わずともわかるだろうと
人との関わりを怠れば摩擦を生じてしまいます。
なぜなら、1対1のシンプルなものでなく、
N対Nの複合的な関わりです。
ドラッカーはこう言っています。
仕事の関係に人間関係がからむと、時間はさらに必要になる。
急げば摩擦を生じる。あらゆる組織が、仕事の関係と
人間関係の複合の上に成り立つ。 ともに働く人が多いほど、
その相互作用だけで多くの時間が費やされる。
仕事や成果や業績に割ける時間がそれだけ減る。
ピーター・ドラッカー
当然、働く人が多ければ多いほどいろいろな意見があって当然です。
そこに多くの時間が奪われます。組織は人の集まりではなく、
考え方の集まりだからです。ゆえに、下記のような状態のまま、
どんな手立てを打っても事業は発展していきません。
この6つの状況に陥らないよう取り組んでください。
- 組織階層が多すぎる
- 部門間の摩擦が頻繁に起こる
- 働く人の関心を的はずれの問題に向けさせてしまう
- 大勢の人間を集める会議が頻繁にある
- 人の感情や好き嫌いに気を使う
- 調整役を必要とする
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問 山下 淳一郎
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
経営を刷新したい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。