事業の目的とミッションを検討していないことが
失敗と挫折の最大の原因である。逆に、成功を収めている企業の
成功は、「われわれの事業は何か」を問い、その問いに対する答えを
徹底的に検討することによってもたらされている。
ピーター・ドラッカー
将来にわたって繁栄し続けて頂くために
事業を多面的に考え抜く
何のために事業かを検討する場がなければ、
今と同じことを続けてしまうことになります。
結果として、それが事業の失敗と挫折を招くのです。
逆に、自分たちの事業について
徹底的に検討する場をもつことで、常に事業の進化が行われ、
結果として継続的な繁栄がもたらされます。
成果を生み出す意思決定
多くの会社が経営会議を開催しつつ、その実態は業務会議や
営業会議になっている場合が少なくありません。
事業について議論する場が必要なのです。
それが事業は常に進化させていくものだからです。
一人の人間が見える範囲は自ずと限界があり、
その範囲で判断してまうことは危険です。
「異なる視点で物事を多面的に考え抜く」ことによってはじめて、
成果を生み出す意思決定をすることができます。
会社全体を考え抜く場をつくり出す
主語を「われわれ」にすることによって組織全体に立った発言が生れ、
事業について議論することによって物事が成り立つ拠り所を手に入れ、
事業を継続的に繁栄させていくことが可能になります。
- われわれの事業はさらにどのような「貢献」をすべきか?
- われわれの事業にどのような新しい「課題」が現れているか?
- われわれの事業はどのような新しい「機会」があるか?。
- われわれの事業はどのような新しい「脅威」に直面しつつあるか?
- われわれの事業に必要な新しい「挑戦」は何か?