![経営会議2s.jpg](https://topmanagement.co.jp/column/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E4%BC%9A%E8%AD%B02s.jpg)
事業の定義を定期的にモニターし、検証するシステムを
つくっておかなければならない。そのうえで、兆候を早期に
診断しなければならない。その定義を見直し、
新たな定義を行い、事業の方針と方法を変革しなければならない。
ピーター・ドラッカー
経営会議を改善したい社長様へ
1.事業について議論する
事業を発展させるためには、事業について議論する必要があります。
事業について議論されなければ、新しい機会を見い出すこともなく、
お客様を無視した営業強化だけに力を注ぐことになりかねません。
事業について議論することによって、事業機会が生み出され、
会社は繁栄の可能性を大きくしていくことができます。
2.主語をわれわれにする
![201302091.jpg](https://topmanagement.co.jp/increase/201302091.jpg)
事業を発展させるためには全体最適を生み出す必要があります。
うちの部署は、そちらの部署は。主語がこうなれば、
部分最適が衝突する部門長会議になってしまいます。
全体最適を失った事業が繁栄するはずがありません。
主語をわれわれにすることによって、組織全体に立った考えが
交わされ、会社は繁栄の可能性を
大きくしていくことができます。
3.人の考えを否定しない
事業を発展させるためには、共通の考えをつくり出す必要があります。
人の意見を評価したり、否定したりすれば、誰も発言しなくなります。
自分の考えを発言しにくい組織が繁栄するはずがありません。
人の意見に、否定と批判をしないようにしましょう。
そうすれば、全員の考えが出力され、会社は繁栄の可能性
を大きくしていくことができます。
4.満場一致の場合は決定しない
![経営会議4.jpg](https://topmanagement.co.jp/increase/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E4%BC%9A%E8%AD%B04.jpg)
事業を発展させるためには意思決定の理解を深める必要があります。
理解を深めるには 多面的な認識が必要です。
また、異なる考えの衝突がなければ、のちの惨事は予想されず、
あとになって問題の解決に追われることは必至です。
異なる考えの出力によって意思決定の理解が深まり、
会社は繁栄の可能性を大きくしていくことができます。
5.建設的な反対意見を話し合う
事業を発展させるためには、意思決定の精度を高める必要があります。
反対意見がないということは、徹底的に考えられていないことと同じです。
徹底的に考えられていない事業がうまくいくはずがありません。
あーでもない、こーでもない、という反対意見の応酬によって、
意思決定の精度が高められ、会社は繁栄の可能性を
大きくしていくことができます。
満員御礼、ありがとうございます