乱気流は不規則であって、非線形かつ不連続である。
しかし、その底辺にある原因については、
分析し、予期し、コントロールすることができる。
ピーター・ドラッカー
組織の生存を確実にすること
乱気流とは、飛行中の飛行機から安定を奪う大気中の
不規則な渦のことです。乱気流の時代にあって、
社会で起こる変化は、あまりにも不規則で予測不可能です。
そのような中にあって、経営者の役目は
安全な飛行を確保するために自動操縦を打ち切り、
様々な計器を見ながら安全に操縦することです。
安全に操縦とは、「様々な試練に耐え、
かつ急激な変化に適応していくということ」です。
具体的には、組織を強くしつつ、
新しいチャンスを創り出していくということです。
急激な変化に適応していくということは、
起こっていることの事象に右往左往することなく、
その原因について、客観的に理解し、
その原因を活用していくということです。
勘に頼ることなく、ちゃんとその対処法があるのです。