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よくあるご質問

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部下に目標達成させるためには?

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それが、目標を考える時に押さえるべきこと

 

会社は目標を立てて事業を進めています。
目標は売上だけではなく事業を発展させていくためのものです。
ところが「立てた目標達成によって事業が発展していく会社」と
「目標を達成しても事業が発展していかない会社」
その違いはどこから生まれるのでしょうか?。

 

前者は、事業の発展に必要な目標が設定され、
押さえるべきことを押さえて目標を設定しています。
それに対して、後者は目標を立てることが目的になってしまい、
押さえるべきことが抜け落ちています。それだけの差です。

 

売上が上がっていれば事業は発展していると考えてしまいがちですが
そうではありません。たとえ売上が上がっていても、
立てた目標に向かっていなければ事業は発展しません。
目標を立てることが目的になっている場合、
幹部は目標の意味を理解することができませんし、
その目標を心から達成しようという思ってくれません。

 

そして、上司は目標を達成させようと部下の仕事を監視し、
部下は上司の詰めから逃れるために仕事をするといった悪循環が生れます。
これでは、何年経っても事業は発展しません。
立てた目標に向かって事業が発展する状態にするために
どうすればいいのでしょうか?。
ドラッカーはこう言っています。

 

自己目標管理の最大の利点は、
自らの仕事ぶりをマネジメントできるようになることにある。
自己管理は強い動機づけをもたらす。適当にこなすのではなく、
最善を尽くす願望を起こさせる。
ピーター・ドラッカー

 

実際に、伸びてる企業がやっていることをお伝えします。
押さえていかなければならないことが二つです。

 

一つは、部下の目標は部下本人に決めてもらうことです。
部下にとって上から押し付けられた目標は
自分の意欲で働いている状態になりません。
したがって、目標は本人に決めてもらうのです。
こうして動機づけをもたらし、適当にこなすのではなく、
最善を尽くす願望を起こさせることができます。

 

二つ目は、上司が監視するのではなく、
部下本人が目標の達成度合いを測定できるようにすることです。
こうして自分の仕事ぶりをマネジメントできるようになります。
これが、伸びてる企業がやっていること2つのことです。

 

  1. 部下の目標は部下本人に決めてもらう
  2. 部下本人が目標の達成度合いを測定できるようにする

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