リーダーに必要なのは、賢さではなく人格
成果をあげているリーダー
経営者の条件。これは、ドラッカー教授の代表作の一つです。
成果をあげるために自分をどうマネジメントするかが描かれている、
ビジネスマン必読の書です。
リーダーとはかくあるべきと教えてくれる本です。
成果をあげているリーダーに共通するもの、
成果をあげているリーダーが行っていることが鮮明に書かれています。
ドラッカー教授がこんな体験を語られています。
ある日、「カリスマ性を身につける」というテーマで、
リーダーシップの研修をして欲しいという依頼が
大手の人事担当副社長からあったそうです。
その人事担当副社長に次のことを話したら、
「それでは、経営者の条件として、ずいぶん前から
明らかになっていることと変わりませんが」
と言ったそうです。それに対して、
ドラッカー教授は「まったくその通りである。」と言ったと。
そして、ドラッカー教授はこう言っています。
リーダーの資質についての本、論文記事、
会議があふれている。リーダーシップは重要である。
だがそれは、今日リーダーシップとして
喧伝されているものとは大いに異なる。
ピーター・ドラッカー
賢さではなく人格
リーダーシップとは、特別なスキルを身に付ければいいといった風潮があります。
リーダーは、英雄のように振る舞わなければならないかのようです。
リーダーシップとはカリスマ性と一切関係ありません。リーダーシップとは手段です。
したがって、問題は何のためのリーダーシップか、です。リーダーシップとは仕事です。
それは、使命を目に見える形として確立し、使命に向けて目標を決め、
それに向かって組織を運営する人です。リーダーシップとは責任であり、
働く人の意欲を生み出すことです。リーダーに必要なのは、賢さではなく人格です。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎
出版社 : 同友館 1,600円(税別)
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
経営人材を育てたいとお考えの社長様へ
明日のトップマネジメントを育成し、 組織の精神をつくりあげなければならない。
ピーター・ドラッカー
将来にわたって繁栄し続けるためには、人材育成が不可欠です。
会社の明日を担う、経営人材を育成しましょう。