
成果をあげるには、アクションプランを理解してもらい、
情報ニーズを理解してもらわなくてはならない。
特にアクションプランについては、上司、部下、同僚に示し、
意見を聞いておかなければならない。
ピーター・ドラッカー
5つの要素、4つのポイント、8つの領域
5つの要素
目標は、何を頑張ればいいかが、はっきりわかるものです。
それではじめて、行動が可能となります。
そのためには、次の5つの要素が必須となります。
- 第一に、廃棄
- 第二に、集中
- 第三に、イノベーション
- 第四に、リスク
- 第五に、分析
4つのポイント
決められた事と話し合って決めた事では、働く人の行動に差が出ます。
計画をたてる時は、決めてしまったものをあとから押し付けることがないように、
あらかじめ思案に関わってもらうことが大事です。
- 上司、部下、同僚に組織として実現することを共有する。
- 上司、部下、同僚にどのように実現するかを明確にする。
- 上司、部下、同僚に考えてもらう、意見を述べてもらう。
- 上司、部下、同僚に目に見える状態にする。
8つの領域
目標は、事業存続が関わる8つの分野に必要です。
1.現在の成功、2.明日の成功、3.ヒト、4.モノ、5.カネ、といったエネルギー源、
そのエネルギー源を無駄なく使うための6.生産。7.社会的責任を果たし、
事業をさらに良くしていくための蓄えとして、8.売上と利益です。
- マーケティング (今日を成功するための目標)
- イノベーション (明日つくるための目標)
- ヒト (人的資源に必要な目標)
- モノ (物的資源に必要な目標)
- カネ (経済的資源に必要な目標)
- 生産性の向上 (に必要な目標)
- 社会的責任 (に必要な目標)
- 売上と利益 (適正な条件)