知力や想像力や知識は、あくまでも基礎的な資質である。
それらの資質を成果に結びつけるには、成果をあげるための
能力が必要である。知力や想像力や知識は、
成果の限界を設定するだけである。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーを教えてるんですか?
わたしはよくそうと聞かれます。
「コンサルティング=教える」ではありません。
特に経営トップの方を対象としたコンサルティングは、
「何を教える」ということはありません。
「良質のブレンストーミング」と言えます。
目に見える動きとしては、そのような表現になります。
「良質のブレーンストーミング」とは、
自分の考えを深く理解するプロセスです。
社長トップが、頭の中に芽生えた一部を元に、
事業や組織に対して思い描く何かを思うがままに
アウトプットすることによって、価値ある気づき、
考えの転換、行動の変化が起ります。
会話という刺激によって、頭脳の中で生み出されたものは、
その変化の所有者が経営トップであれば、
確実に事業の成果に結びつきます。
もちろん、人間同士の会話ですから、
話の99%はとりとめもない内容である場合も時にはあります。
それであっても、99%の熟考をもって1%の真意にたどり着きます。
残りの1%が、マネジメントに大きな変化もたらしていきます。
一見無駄なように見える99%が重要なのです。
わたしたち人間は、意外と自分の真意に気がつかないものです。
自分の真意を深く理解することは、経営トップにとって、
意思決定するうえで欠かせないものであることは
いうまでもありません。
ドラッカーはこう言っています。
知力や想像力や知識は、あくまでも基礎的な資質である。
それらの資質を成果に結びつけるには、成果をあげるための
能力が必要である。知力や想像力や知識は、
成果の限界を設定するだけである。
ピーター・ドラッカー
理屈は何も創造しません。知識には限界がありますが
知恵に限界はありません。コンサルタントの役目は、
その知恵を成果に変えることであり、
けっして「教えること」だけではないのです。
経営の経験があり、マネジメントの知識をもっていても、
コンサルティングのあり方は、その知識と経験からものを
言わないことです。あくまでも「良質のブレンストーミング」
によって、限られた資源を無限の成果に変えてまいります。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問|山下 淳一郎
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
組織を改革したい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。