成果をあげる人とあげない人の差は才能ではない。
いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を身につけている
かどうかの問題である。しかし組織というものが最近の発明で
あるために、人はまだこれらのことに優れるに至っていない。
ピーター・ドラッカー
ある社長との懇談の折り
組織の課題についての話題になりました。
多くの人が課題を抱えているように、
多くの組織も課題を抱えています。
課題を抱えていない人も組織もないといっていいでしょう。
大事なことは、その課題の内容です。
この世に、100%の人間はいません。
それと同じように、人間が集まる組織にも100%はありません。
しかし、それを100%にすることが、あらゆる組織が
持つ共通の課題です。「人の能力を高めること」と
「組織の能力を高めること」はまったく別のものです。
人の問題を組織の問題にしても何もはじまりませんし、
組織の問題を人の問題をにしても価値は生まれせん。
組織は、ただの人集合体ではなく、
「もうひとつの全体」という”何か”を持っています。
そこに存在する課題は、組織によって様々です。
次の5つをあなたの組織に照らし合わせて確認してみてください。
あなたの組織の課題が見えてくるかも知れません。
□組織の目的が明確かどうか。
□組織の目的が働く人の意欲になっているかどうか。
□組織が目指す目標が明確かどうか。
□組織の目標が、働く人の成長機会になるものかどうか
□働く人が、組織の目標に向かって協力し合っているかどうか。
望む状態が自動的に生まれることはありません。
組織はこうして成果を生み出す生産体になっていくのです。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方 | 山下 淳一郎
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーの話を聞きたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
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