自らの成長のために最も優先すべきは、卓越性の追求である。
そこから充実と自信が生まれる。
能力は、仕事の質を変えるだけでなく
人間そのものを変えるがゆえに、重大な意味をもつ。
ピーター・ドラッカー
成長のために最優先するべきこと
本日は、某企業のトップマネジメントチームの方々と
人材育成について話す機会がありました。
従業員をどう成長させていこうかというテーマです。
組織の目的は、「人の強みを使って成果をあげること」です。
言うまでもなく組織そのものが目的ではありません。
そのように整理して考えると、組織の役割は、
「人の強みを最大限生かすこと」であり、
人の再教育ではないということに気づかされます。
それでは、「組織に属する本人はどう考えるべき」なのでしょうか。
ドラッカー教授は次のように教えてくれています。
自らの成長のために最も優先すべきは、卓越性の追求である。
そこから充実と自信が生まれる。能力は、仕事の質を変えるだけでなく
人間そのものを変えるがゆえに、重大な意味をもつ。
ピーター・ドラッカー
卓越性の追求とは、自分が情熱を注げるもの、
自分が成果をあげられる領域、自分の強み、自分が得意するやり方を認識し、
それらをさらに磨いていくということです。
苦手なことをできるようにする努力より
それらを最優先すべきということを教えてくれています。
そうすることによって、仕事だけではなく、結果として、
人間として成長できることを示唆されています。
ぜひ、次の4つは何であるかを理解し、
それをさらに強くしていくことに、
時間と労力をかけるよう取り組んでください。
- 自分が情熱を注げるもの (価値観)
- 自分が成果をあげられる領域 (分野)
- 自分の強み (得意なもの)
- 自分がしっくりくるやり方 (方法)
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の後継者の育て方 山下 淳一郎
明日のマネジメントを担うべき人材を今日準備しなければならない。
ピーター・ドラッカー
後継者を育成したい社長様へ
明日のトップマネジメントを育成し、 組織の精神をつくりあげなければならない。
ピーター・ドラッカー
将来にわたって繁栄し続けるためには、人材育成が不可欠です。
会社の明日を担う、経営人材を育成しましょう。
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